●隠岐島前へ

今日から隠岐島前へ。一昨年参院選で一巡し、昨年は民主党の離島振興PTで視察。地元日程が細切れとなる現状で、足が遠のいているのは申し訳ない限り。なので、GWを活用し3町村をゆっくり回る予定。初日は知夫村です。

★★★★★★★★★★★

松江は晴れ。

 9時30分七類発フェリーくにがで隠岐へ。

 11時30分知夫村の来居港着。近くのニューポートで昼食。
小学校・中学校を訪問後、知夫村役場で矢田辰夫村長と面談。
 「古海~仁夫間のふるさと農道整備を3年前から県に要請しているが、今年度で国の補助事業が終了予定で、何とか継続できないか」との要請。「主産業である牛の放牧地の拡大にもなり、観光や災害時の代替え道路にもなる」とのことで、「なぜもっと早くやらなかったのか」とぼやきながら、「努力してみましょう」とお答え。
その後、高田武村議の先導で事業所に顔出ししながら郡・多択・薄毛(ターン)・大江・仁夫と回り、8ヵ所で街頭演説(686回)。
私(小室)から、「政権運営のモタモタ、党内ゴタゴタでご心配をおかけしている」とお詫び。
 「今年度期限切れとなる離島振興法を拡充・延長の方向。所管に経済産業大臣・文部科学大臣・厚生労働大臣・環境大臣を新たに加え、教育・医療・交通などのソフト事業を『離島活性化交付金』で支援する方向」
「離島では、ガソリン1リッター10円の値下げしているが、燃油高騰を受けてさらに拡充できるよう取り組んでいる」「社会保障・税一体改革は、日本再生のため避けて通れない。5%引き上げ分の内1/3は地方財源となる」と訴え。以下いただいた声。
■ドクターヘリを活用している。これまで、脳血管障害や転落事故など3回利用した ⇒門脇誠三元県議ががんばり、国の医療再生基金も活用して実現
■小学生が29人。島に帰ってがんばってくれるこどもを育てたい ⇒離島の高校支援の仕組みを離島振興法に盛り込む予定。少人数学級編制を進めながら加配も拡大したい
■離島に人が住んでいるからこそ、国境が守られている ⇒離島振興法を改正し、目的に定住条件の確立を入れる
■年金が月4万円しかなく生活できない。上げて欲しい ⇒一体改革に併せ、月6000円上乗せする法案を提出。介護や医療保険料の低所得者軽減も予定
■村には寝たきりの介護施設がない。小規模施設ができないか ⇒小規模多機能の施設整備を検討したい  18時知夫の里で国政報告&社会保障・税一体改革車座集会。以下いただいた意見。
◎こどもたちの働く場ができるよう成長戦略を⇒医療・介護、環境・エネルギー、情報通信、農林水産業などを成長分野とし取り組み中。医療系など手に職をつけることも重要
◎内外とも多難な時期。自民党がどうか、民主党はどうかなど政局争いしている時ではない ⇒おっしゃる通り
◎なぜ原発の再稼動なのか ⇒緊急安全対策やストレステストを経て安全性を確認、需給面の必要性を確認し、大飯原発の再稼動を地元に要請。関西電力は電力不足が懸念される。理解が難しい現状では、電力融通や厳しい節電を要請せざるを得ないことになる
◎社会保障・税一体改革というが、党内がバラバラではないか ⇒一致できていないところは反省すべきだが、侃々諤々議論しながら決めてきたのも事実。与党として国民生活に責任を持つべきと考える
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