●竹島東京集会

 「竹島・北方領土返還要求運動島根県民会議」「日本の領土を守るために行動する国会議員の会」共催で「竹島問題の早期解決を求める東京集会」。
初めて政府代表で出席した山口壮外務副大臣は、「関係者の尽力に感謝。竹島はわが国固有の領土であり、韓国政府による一連の措置について譲ることはできない」と政府の姿勢を明らかにした上で、
「重要な隣国でもあり、未来志向の関係を構築したい。領土問題は一朝一夕には解決しないが、引き続き粘り強く外交努力を傾注する」とあいさつ。一歩ずつ前にです。

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 東京は曇り時々雨。

 9時郵政改革特別委員会で郵政民営化法改正案質疑(3時間18分)。
 以下、民主党の奥野総一郎議員の質問に対する答弁。

◆郵便局ネットワークを国民全体の利益に資するものとするよう公益性・地域性の発揮を規定(武正公一筆頭理事)
◆検査・監督にあたり、小規模局の円滑な業務運営に支障がないよう配慮(自見庄三郎郵政改革担当大臣)
◆体制を整備し、株式売却に向け収益性向上や新規事業への進出を認めていただき、ベクトルを上に向けていきたい(斎藤二郎日本郵政社長)
◆郵便局ネットワークを維持し、公共性を発揮できるよう指導したい(川端達夫総務大臣)

採決の結果、共産党・みんなの党を除く賛成多数で可決。付帯決議を受け発言した自見担当大臣は、「万感の思い。ありがとうございます」と声を震わせました。
 
明日の衆議院本会議で可決予定。来週参議院で可決・成立を期します。小泉構造改革の方向転換です。

13時文化庁補助金の交付決定の連絡。国宝・出雲大社の保存修理には3.4億円。松江城・大森銀山伝統的建造物・津和野城跡整備など予算措置。

13時30分憲政記念館で竹島集会。全国から約800名が参加。島根からも連合の岩田学会長・原田圭介事務局長、県議会議員などの関係者が参加。
 
領土議連の山谷ゆり子会長は、「オールジャパンで竹島問題の解決を図る思いを確認したい。2月22日を竹島の日として閣議決定すべき。所管組織をつくり、国際司法裁判所に提訴して国際世論にアピールする必要がある」とあいさつ。

民主党を代表し来賓あいさつに立った一川保夫参議院幹事長(前防衛大臣)は、「竹島はわが国固有の領土。韓国の対応は看過できない。国民世論が一致結束し、与野党が垣根を超え対応すべき課題。一方、韓国は、ミサイル問題に対処するにも重要な国。腰を据えた対応が必要だ」と訴え。
 
このあいさつ時を始め会場からは時折失礼なヤジ。我田引水の各党立会演説会の様相も見受けられ、運営に課題が残りました。

地元報告で溝口善兵衛知事、松田和久隠岐の島町長、濱田利長隠岐島漁協組合長が、「李承晩ラインが一方的に引かれ不法占拠され60年、漁業操業被害を受けてきた」「内閣府への所管組織設置や国民への啓発が必要」と訴え。早期解決を求める決議を採択し閉会。

夕方にかけ県関係者が次々来室。西田賢治土木部長に私(小室)から、浜田港活用のための浜田道利用促進策を要請。
 
溝口知事は、山陰道や浜田港の予算化のお礼などあれこれ。

環境生活部の山岡尚次長には、震災がれき受け入れへの助力を要請。

県農林水産部の安松智次長などには、「米を中心とした『日本の食文化』が世界遺産登録の予定であり、島根の食文化の掘り起こしとアピールを」と要請しました。