●小水力発電所

JAグループのみなさんが、小水力発電の電力買取要望で来室。経済産業省は、新設はOKで既存施設はNOの方針。島根には市町・JA設置がそれぞれ5基あり、「ぜひ対象に」と強い要請。

「赤字経営が多く、廃止しても現状復旧に億単位の金がかかる。止めるに止められない」「出力以上の発電もできるが、水利権の制限が厳しく認められない」との話も。私(小室)から、「小水力発電は中
国地方が発祥の地。地域資源として拡充すべきであり、農林水産省も後押ししている。
7月の買取スタートまで時間は限られるが努力したい」とお話。久しぶりに萬代会長と握手でした。

★★★★★★★★★★★

東京は曇り空。

10時過ぎ近藤宏樹市長が特別交付税配分のお礼に来室。
 
先日の市庁舎改築予算の議会否決などの顛末をお聞き。

 
10時30分JA中央会の萬代会長、JA雲南の吾郷生善組合長、JA石見銀山の廣山勝秀組合長、JAおおちの日高光広常務が電力買取要望で来室。

11時30分鹿野道彦農林水産大臣主宰の素交会。
 
鹿野大臣は、「民主党がまとまることが大事。来年までが任期で、国民生活のために責任を果たすべき。自民党が長く政権を維持してきたのは、幅広い考えを認める『おおらかさ』を持っていたからだ」とあいさつ。

前田武志国土交通大臣も、「政権政党でありながら、国民から割れていると思われるだけで問題」と苦言。
 
選挙制度改革、国会改革、TPPなどでフリートーク。

12時行政改革調査会の予算・決算透明化WT役員会。
 
江端貴子議員が、民主党政権が成立させた租税特別措置透明化法に基づく適用実態報告の取り扱いを報告。これが機能すれば、租税特別措置も様変わりしそう。

 帰りのエレベーターで松木謙公議員と一緒になり、鳥インフルエンザ発生時に農林水産大臣政務官として来県いただいた安来の養鶏農家の事業再開を報告。「よかったね~、がんばって」と対応でした。

15時離島政策PT。
 
打越あかし事務局長が離島振興法改正大綱案を示し、「明日7党の実務者協議に提案予定。『定住の促進』『交流の拡大』『(小室さんの指摘で)生活格差の是正』を追加。文部科学・厚生労働・経済産業・環境大臣を主務大臣に追加。22条を30条とする抜本改正になる」と提起。

議論の結果、離島が求める様々なソフト事業を支援する「離島活性化交付金(補助率1/2)」の創設規定を盛り込むことなど修正。
 
来週中に合意を得て法案化作業に着手。来年度の予算要求に間に合うよう市町村で新しい「離島振興計画」を策定する必要があり、できるだけ早い法制化をめざします。

16時エネルギー政策PT。
 
当面する電力受給検討小委員会の轟木利治委員長が、「原発の停止分を補う火力発電所の燃料費増加は約3兆円。鋳物を始め電力多消費産業・中小企業が、料金値上げで大きな打撃。安定的な電力供給のため、(短期的には)ストレステストで厳正に審査し安全性が確認された原発は、地元の理解及び国民の理解を得つつ、速やかに再稼動させるべき」と中間報告。

東京の下町で中小企業が多い選挙区の議員や産業界に関わりある議員は賛成、その他の議員は慎重・反対の意見。
 
引き続き議論ですが、着地点は見えにくい現状です。

夕方帰省する予定でしたが、春の嵐で米子・出雲APは全便欠航。横殴りの風雨で地下鉄も危うくなり、早めに店終い。