まったく違う雰囲気の絵を組み合わせてみました。どうなるのだろう?
「見た目」+「執着」=
「見た目への執着」
ルッキズム。汚いよりは美しいほうがよいように感じがちですが、なにごとも行き過ぎはよくないように思います。
先日の旅先でお食事処でカウンターで一緒にお酒を飲んでお話した92歳のおじいちゃん。本当は絵が好きで絵描きになりたかったと。でもお金を稼ぐ必要があったから、漆器職人になられたのだそうです。
今まで手掛けてきた漆塗りのあれやこれを話すおじいちゃん。日本に流通している漆はほとんど中国産なのだそう。だから森の別荘で自分で苗木から育てて国産の漆で器を制作していると。本当に、漆がお好きなのだなと思いました。
おじいちゃんのスキンヘッドの頭がライトの反射で輝いて見えましたが、なによりその瞳、キラキラ。「こうやってお話きいてくれた人に嫌な思いはさせないよ」日本酒と山菜の天ぷらをごちそうしてくれました。
嬉しそうに「ここのお店の山菜ね、僕がとっておきの場所を教えて店主が採ってきたものなんだよ。食べてみて」と。森の幸、美味しくいただきました。お店をでるときに出口までお見送りをしてくれた女将さんの背後から、笑顔で手をふるおじいちゃん。
その光景、楽しいお話と共に心に残っています。
情熱による内面からの輝き、好きです☆