チョークアート教室のM-Sign Artさんでレッスンを受けてゼンタングルのような時間を過ごしてきました。

今日はそのお話を。

 

チョークアートインストラクターの後藤真希さんに教えていただきながら、オイルパステルでドーナツを塗りましたよ。

こんなの描けちゃいました!チョコとイチゴのクリーム、美味しそう♪


 お道具は、チョークではなくオイルパステル。見た目はクレヨンと似ていてのびのよい画材。オイル成分が多く、指でこすって色をまぜたりすることができる…そんな魅力的な色の固形物です。

こちらがオイルパステル。ブログの写真掲載の許可をいただきました。とってもカラフル♪

使用したのはこの9色。かわいい!「遊んでー!」って声が聞こえてきそう。
 
ゼンタングルアートとの共通点もありました。それは、マインドフルネス状態になれるということ。

違いは、ゼンタングルは、擦筆で鉛筆のお粉を伸ばしていくときのシャカシャカ摩擦音や、シュルシュル伸びていく様子を楽しむことに対して、オイルパステルは、指で色を伸ばすときのこってりした感触や、色がほんわかと混ざっていく様子を楽しむことができるという点。
 
興味深いと思ったのは、オイルパステルは、色によって堅さが違うんですよね。例えば、茶系は柔らかくてほどよく混ざるのに、ピンク系は固くて他の色と混ざりづらい。臨機応変に塗り方を変える必要があり、そこも面白いなと思いました。
 
白色の絵の具はホタテやカキなどの貝殻が原料になっていると本で読んだことがありますが…もともとの素材が違うので、その関係で色によって柔らさの違いが出てくるのでしょうか。

とにかく直接指を使って塗るため、神経が指先に一点集中状態に。だから、質感の違いも楽しむことができるのだと思います。
 
また、教室では2種類のメーカーの白色を使わせてもらったのですが、高級メーカー(カランダッシュ)のほうは、発色もよくて、感触もとろとろ。とにかくクリーミー!…高級な画材って、全然使い心地が違うものだなと改めて思いました。
 
そのように指から伝わってくる感触や伸び具合の違いも感じたり、ビビッドなピンクが隣り合った白と混ざって柔らかな桜色になっていく瞬間を味わったり。

それは、ゼンタングルで白チャコを伸ばしていく過程の心地よさとも似ていて。擦筆はやっぱりホルベインだよね!とお道具の話でも盛り上がり、あっという間の2時間でした。

アート、いいですよね。
 
M-Sign Artさんのパステルアート教室、こんなの描けちゃったよ!という感動と、素敵なパステル作品と、色とりどりの画材たちがお出迎えしてくれます。

そしてなにより、チョークアートインストラクターの後藤さん💕お試しレッスンなのに、オイルアートをゼンタングルに応用するための質問をしましたら、おすすめ画材や使い方など、いろいろ教えてくださいました。

本当にアートが好きな方ってそうなんですよね。惜しげもなく、アートを楽しむための情報を与えてくれます。

場所は札幌の地下鉄白石駅すぐ近く。感性磨かれます。おすすめ☆