ときにはイライラしたり、モヤモヤしたり、ザワザワしたりして、気持ちが落ち着かないこと、ありますよね。世の中に大変なニュースが溢れる時期は悲しい気持ちになることも。

 

そういう気持ちをごまかして「HAPPY♪」とやるのも疲れそうだし、だからといって「どよーーーん」としたら、底なし沼にはまりそう。

 

そんなときには、ゼンタングルアートで自分とコミュニケーションをしてみることもできますよ。だからといって「こういうの描きたい♪」っていうのが出てこないこともありますよね。

 

それはそれで「なんにも思い浮かばないよー」ってストレスになっちゃうことも。

 

というわけで、本日は、気持ちが優れない自分に「気分転換してみようか?」とコミュニケーションを取りたいときにおすすめなタングル、一つご紹介しちゃいます。

 

それは、マラス。

かたつむりさんみたいなプランタンというタングルがあるのですが、それが巨大化したアンモナイトのようなタングルです。

 

おすすめの理由は3つあります。

1シンプルで集中できる

2ハイライトを楽しめる

3必ず豪華に仕上がる

 

黒く塗りつぶす部分が多いから集中できますし、 もし白いチャコペンをお持ちであれば、マラスをテカらせて楽しむこともできます。

 

こんな感じで。

「マラス祭り」
四隅にドット(点)を入れて、点をボーダー(線)で結び、その中いっぱいに、ひたすらマラス、マラス、マラス…!そして黒く塗りつぶしていないところには、フラックスとかシャタックといった、なじみのあるタングルを入れてみる。

 

なにも考えずに描けて、けっこう豪華に仕上がるんですよ!そして、黒く塗る部分が多いです。静かな部屋ですと、「かしかし…」という、ペンがタイルをこする摩擦音が響きます。ただ、その音に浸ってみるのもよし。

 

使用したのは茶色のタンタイル、茶色と黒のペンと白チャコ。アクセントにジェリーロール10。深みを出すのに、少し茶のチャコールも使用しました。あとから、緑のペンで植物の額のようにフルーのタングルも追加してみましたよ。

 

この気分転換のための作品、モザイクアプリでアップしましたら、ドイツのタングラーさんから「幻想的で美しいですね」とコメントいただいて「そんな風に感じてくれる方もいるんだ!」とびっくり。嬉しくなったわたしです。

 

タンタイルをお持ちではない方は、白以外の画用紙でもよいと思います。シロチャコが映えるからです。ちなみに、この小麦色のようなタンタイルの呼び方は、英語で日に焼けた肌を表す“tanから来ているそうです。

 

落ち着かない日は、ぐるぐる、かしかし、てりてりなマラスちゃん。でひたすらタングルしてみるのもおすすめです!できあがったら、自分の機嫌もよくなっているかも☆