絵を描いて、描いたまましまわれただけのものって、ありませんか?

 

昔描いた絵を処分したほうがよいのかなぁ」

 

趣味で絵を描いていると、枚数が増えてきて、こういった問題が出てくると思います。

 

ぜんぶ見直すこともなくなってきますし、箱に、引き出しに、部屋の隅にぼんっ。と放りっぱなし…になってきて、最終的には、置き場所がなくて「処分しようかな…」となる。

 

自分の作品なのだから、好きにれたらいいなと思っても、とくに初心者だと技術的な部分で…感じ方の部分で…どうしても「びみょー」と思うものだってでてきますよね。

 

もちろんすべての作品は、集中したり楽しんだ結果であると思いますし、満足のいく仕上りになったらそれで嬉しいですけれど、現実、そうも思えないこともあると思うんです。

 

本日は「びみょー」と感じた絵の作品の活用方法を、ゼンタングルアートバーションでご紹介してみたいと思います。

 

「捨てる前に、活用できるかも!」という内容ですよ。

 

きっかけは、大掃除をしようと思ったときに、大量にたまったゼンタングル作品をどうしようかと思ったんです。まっさきに処分を思いついたのはこちら。「びみょー」と感じた27㎝四方のアンサンブル作品です。

ゼンタングルをはじめたばかりでいろいろ慣れない中、セミナーの課題で四苦八苦してできあがった「アンサンブル作品」

 

努力の結果だけれど、知っているタングル(模様)が無造作に詰め込まれていて。

 

当時見ても今見ても「びみょー」

 

ちなみに、アンサンブルとは何かといいますと、ゼンタングル本部で提供されているアート方法の一つです。
 
紙に線を描いてたくさんのセクションをつくり、小さなサイズ(9枚ほど)に破り、それぞれの紙の裏側に1~9の番号をふり、1枚ずつ描いてあとから見ないで封筒にしまっておく。全部終わったら裏側の番号をもとに元の大きさに組み立てる。
 
…というやり方で楽しむことができるんですよ。
 

例えば少しまえにブログでご紹介しました「北海道」も地域ごとにパーツに分断して描き上げた、一種のアンサンブル作品です。

紙を渡島地方や石狩地方にわけて切ったもの。それぞれにタングルを描く。

最後にテープで貼ってもとに戻す。けっこう夢中になれて、楽しく遊べます。(他のアートでも、こういう方法あるのかな?)

 

そうやってできあがった作品は額縁に入れて飾りたいものならよいですが、そうは思えない場合や、枚数が増えてきたりすると保存方法も困りますよね。かといってそのまま処分するのも悲しい。

 

本格的なアート作品ですと、こんな風に作業場に見栄えよく飾れたりしたら素敵ですけれど、現実はそうもいきません!

理想イメージ♪(pixaby提供写真)

 

そういったわけで、努力の結晶のアンサンブル作品も、描いてからずーっと引き出しのお道具の下敷き状態で、放置されていました。

 

それを、活用するにはどうしたらよいか?朝方「インテリアの一部にして雰囲気ある1枚にしてみたらどうだろう?」と思いたち、作業場兼リビングの片隅に飾ってみました。

ガラスのサイドテーブルの上に、参考によく見るゼンタングルアート関係の書籍3冊置き、その下にランチョンマット風にしてチラ見せ

 

よく、インテリアで花瓶とか置物の下にアクセントでマットを敷いたりしますよね。そんな感じで。一部だけ見せて紛れ込ませてみるのがコツです。キャンドルも灯してみました。

 

家に引きこもっていたわが子に、就職先が見つかったような気分。

 

キャンドルの代わりに時計を置いてもよいかも。エコードットおいてみました。

 音楽も流したりして。
 

保管したり、飾ったり、慈しんだり。たまに眺めて懐かしんだり。できあがった作品への関わり方はいろいろあると思います。

 

一枚一枚は、自分の表現活動の結果です。捨てようと思ったときに、その前に使い道を考えて活躍の場を与えてみるのはいかがでしょう。

 

作品たちも喜ぶかも☆