旅先などで心が動かされることがあったら、その思い出をタングルにしてみるのもおすすめです。本日は、北海道の秘境、倶多楽湖でカヤックをして感動したことのお話を。
音がない場所(ゼンタングルアート)

 

北海道、登別の近くにある倶多楽湖(くったらこ)。形がまんまるすぎて地図で見ると可愛らしい見た目のカルデラ湖なのですが、透明度の高い秘境でもあります。あまり観光地化されていないので、北海道ににある他の人気の湖…支笏湖や摩周湖に比べると知名度は高くありませんが、北海道民おすすめのスポットです!

 

先日、湖上のカヤックを楽しんできました。

 

※湖は登別東ICより車で15分、わたしはPADDLE STREETさんのアクティビティツアーを利用、所要時間は2時間でツアー代金は一人7500円でした。(10月中旬以降は予約を受けつけていないみたいで、カヤックは夏限定なのかも)

 

 

カヤックのガイドさんによると、倶多楽湖の周囲は森に囲まれているため、湖上はとても静かなのだそう。

たしかに…カヤックで湖のまんなかまでいくと、音がすっぽり抜けているかのような場所でした。

 

普段、家の中にいると(我が家の場合ですが)冷蔵庫がウィーンと音をたてはじめたり、時計の音がコツコツ鳴ってたり。ときおり窓の外からサイレンの音や電車音がゴゴゴゴ~と聞こえてきたり。慣れてしまって気にはならないけれど、なんらかの音がしているものです。それらはすべて、自然の音ではなく。

 

多くの人は、なかなか自然以外の音がない世界って、経験できていないかもしれません。わたしはそういう生活を送っていたので、自然に囲まれた「静寂」の世界に感動しました。

 

倶多楽湖は木に囲まれていて湖に出入りできる箇所は1か所しかなく、小さな船乗り場があるだけです。だから人の気配もないし車の音も届きにくいため、森閑としているのでしょうね。

湖面が青空の景色を丁寧にすくっていて。

光の加減で水の色がエメラルドグリーンだったり蒼色の場所もあり。

 

カヤックから覗くと、湖底のあちらこちらに流木がコツン、コツンとお座り。湧き水でプランクトンなどが発生しないため、水の中の樹木も腐らないのだそうです。神秘的な雰囲気の中、贅沢な時間を過ごすことができました。


 

北海道には自然の恵みがいっぱい。登別付近まで来られることがありましたら、カヤックで倶多楽湖の真ん中までいって、人工的な音がすっぽり抜け落ちた場を感じてみるのもおすすめです。

 

本日は、音の空白を感じた感動をタングルにしてみました☆