子宮頸がんの手術翌日
フト目を覚まして
動こうとしても
お腹に力が入らないので
体が思うように動かせません😅
加えて 食事もトイレも全て
体中に繋がれた管を通すようになっていたので
体を動かすのが怖かったです
お昼過ぎに看護師さんが
血圧を測りにやってくると
予想外のことを言いました
「まずはベッドから起き上がってみましょう」
「私、動けるんですか?!」
手術の翌日から内臓の癒着を防ぐために
体を動かすと言う説明は聞いていました
でも今この状態で!?
あまりにも早すぎませんか!?
絶対 無理無理!?
と思う私に看護師さんは慣れた口調で
「ゆっくりで構いませんよ
動かすことが回復の第一歩ですから」
と穏やかに言うのです
「出来る範囲で、大丈夫ですから」
優しく励まされる言葉に導かれるように
私はまず両足を床に下ろそうとしました
体中がじわ〜ッと汗ばんで来ました
やっとの思いで両足を下ろし
息を切らしていると
「では起き上がってみましょうか」
エッ⁈できる気がしない〜そんな無茶な😵
でも やらないと
体の回復に影響が出るのよね・・・
やらねば、ヨシッと!
私はベッドに手を置いて立とうと力を入れた瞬間
クラクラクラ〜
目の前がぐるぐる回りベットへ逆戻り〜
貧血を起こしてしまいました🌀
すると看護師さんは
「今は休みましょうね
しばらく経ってから またやりましょうね」
(今日は無理しんどいです〜)
と態度で示すも 看護師さんにはお手の物
「まずはゆっくり休んでくださいね」
と言って優しく微笑みながら病室を後にしました
ぐったりした私は
深いため息をつきながら
導かれるように深い眠りにつきました