2011年3月11日14時46分頃

私は、自宅から遠く遠く離れた場所に居て、

歩いて帰ることとなりました。

歩道には、通勤ラッシュの様に、大勢の人々…

私は、人混みが苦手です💧

大勢の中に誰一人

知り合いが居ないことを思うと

孤が一気に押し寄せるて来るからです。


でも、あの時は、違って...


大勢の知らない人と淡々と歩くと

孤独を感じるよりも

同じ歩調で不安な思いを分かち合っているような...

繋がりを感じるような...

歩調を合わていたく、歩き続けていました。


4時間近く歩き、靴が壊れてしまい限界。

タクシー待ちの列に並び、待つこと2時間半。

23時頃
見知らぬ人がタクシーに乗る時

「〇〇方面の方いますか?」

との声がけがキッカケで タクシー相乗りが始まり

乗車がスムーズに進み、私も相乗りして

夜中12時過ぎ 自宅にやっと着きました。

 

我が家は停電中

母と子どもたちが待っていました。

みんな無事で良かった^_^

翌日の長男の高校卒業式は延期となっていました


翌朝、停電が解消され

テレビで信じがたい状況を観ていると

あるリポーターの方が

 

「一人はみんなのために、みんなは一人のために」

 

と言った言葉が私の耳に飛び込んできました。


「アッ!」


昨夜の自分の体験が重なったのです!


「孤と孤は繋がれる可能性がある‼️」


私の孤に対する意識が変わったことを 

3月11日になると思い出します。

 

あの日 壊れた靴 今もそのままにしています