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9月20日

 

イタリアを満喫したため電車に乗って国境を越えてやってきました。

 

15か国目、スイスです。

 

スイスに入った瞬間景色が変わりました。山、空、緑。自然がいっぱいです。

しかも緑はラオスのように森の緑ではなく草原の緑なんです。

今はもう9月中旬、日本だったら紅葉も始まるほど気温がだいぶ寒くなってきてますがなぜか国の緑は元気です。

 

そしてやってきたのはツェルマットという街です。

この街はマッターホルンが近くにあるためその姿を見ようと世界中から観光客が押し寄せてきます。

到着日は早めに就寝して翌日早めに起床し朝6時少し前にトレッキングを開始しました。

始めは外は真っ暗でしたが少しずつ空が明るくなってきました。

そしてマッターホルンが見え始めてきました。

 

 

 

 

 

 

そして7時過ぎごろよりその景色は一変しました。

朝日が昇りマッターホルンを照らしていきます。

まずは山の頂上から。

 

 

 

 

 

 

山の中腹まで赤くなってきた。

 

 

 

 

 

 

赤く染まるというか赤く輝いているようだ。

 

 

 

 

 

 

この朝焼けで赤く輝くことをドイツ語でモルゲンロートという。

 

 

 

 

 

 

わずか15分ほどの壮大なスペクタクル。

地球の絶景だけじゃだめで太陽があって初めてこのショーは完成する。

まさしく太陽系が生み出した奇跡の絶景だ。

なにも言葉に出来ずただただ黙って見ていた。

 

 

 

 

 

 

完全に日が昇り周りの山々もきれいに見える。

 

 

 

 

 

 

いつまでも見ていたい景色だったけど登っていかないといけません。

見上げると結構な急斜面です。

 

 

 

 

 

 

絶景の見える山小屋。

 

 

 

 

 

 

近くにホテルもありそこのテラスから宿泊客が写真を撮ってた。

起きたらすぐこの絶景ってすごいよね。

 

 

 

 

 

 

ここは山に囲まれた谷になっています。

遠くのほうから雲が流れてきました。

 

 

 

 

 

 

まるで生き物のように雲が進んでいきあっというまに雲に包まれてしまいました。雲海です。

ツェルマットの街も、今まで歩いてきた道もすべて雲に飲み込まれています。

 

 

 

 

 

 

次から次へと壮大な絶景が襲ってきます。

そのたびに足を止めて景色を眺めていますがまだまだ先は長い。

少しずつ進んでいかないと。

 

 

 

 

 

 

だいぶ標高も高いせいか結構寒いです。

つららもできてました。

 

 

 

 

 

 

道は果てしなく遠い。

そして登りだから余計きつい。数歩歩いては休んでまた歩いての繰り返し。

 

 

 

 

 

 

はるか遠くに見えるのがゴール地点です。

少しずつでも歩けばゴールにたどり着けるはず!

 

 

 

 

 

 

そんな僕をあざけ笑うかのようにすぐ隣を登山鉄道が登っていきます。

 

 

 

 

 

 

あともう少し、あとちょっと。そう思いながら最後のもうひと踏ん張りです。

 

 

 

 

 

 

そして登り続ける事5時間、とうとう目的地のゴルナグラード駅に到着です。

登山鉄道ならわずか50分ほどで着くことができますのでお金に余裕のある人はそちらを使った方がいい、というか僕以外登ってる人は見かけませんでした。

 

 

 

 

 

 

駅周辺にはいろいろ建物がありました。

この中にはお土産屋さんだったりレストランが入っていました。

 

 

 

 

 

 

絶景を眺める教会。

 

 

 

 

 

 

お土産屋さんにて。

マグネットはどこの国でも必ず売ってます。

 

 

 

 

 

 

マッターホルン型のチョコレート。疲れた今このチョコにかじりつきたい。

 

 

 

 

 

 

スイスホルン吹いてる人がいました。

 

 

 

 

 

 

そしてもう少し先まで登ってみましょう。

 

 

 

 

 

 

そしてここがゴルナグラードの頂上です。標高3130mです。

 

 

 

 

 

 

ここからはマッターホルンだけではなく他の山々や氷河も見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登りましたねえ。ついに。疲れました。

山のてっぺんに登ったらやりたくなりませんか?

ひゃーくにーんで食べたいな、富士山の上でーおにぎりを

ということでおにぎりはありませんからパン!

どんな絶景の中で食べても味は普通のパンです。

 

 

 

 

 

 

頂上で30分ほど休憩し下山開始です。

今度は登ってきたルートから少し外れて別なところを目指しました。

遠くに見える水色のところが目的地です。

 

 

 

 

 

 

ここはリッフェル湖という湖(池のような小ささでしたが)です。標高3000mで生きる小魚たちです。

 

 

 

 

 

 

そして湖に写る逆さマッターホルン。

 

 

 

 

 

 

教会。日本にように山岳信仰でもあるのかなあ。

 

 

 

 

 

 

見るものも見たので下山しましょう。こんな壮大な草原の中を下山していきます。

 

 

 

 

 

 

登るとき急勾配ってことは降りるときも急勾配ってことですよね。

降りるだけならすぐ降りれるだろうと思ってましたがこの急勾配がつらい。

だんだんと足の踏ん張りがきかなくなってきます。

そんな降りてくる途中空を見たらパラグライダーやってました。

やってみたい。うらやましい。

 

 

 

 

 

 

牛さん。皆首にカウベルを付けて動くたびに鈴が鳴ります。

 

 

 

 

 

 

人懐っこい牛。

 

 

 

 

 

 

レストランの案内板なんだけどこのレストラン、行っても大丈夫なレストランでしょうか?

なんか客が魔法で何かに変えられてしまいそうな気がします。

 

 

 

 

 

 

羊。

 

 

 

 

 

 

いかにもスイスっぽい山小屋。

 

 

 

 

 

 

結局下山も5時間かかりました。

トータル距離16㎞、標高差1500m。

トータルトレッキング時間10時間。

最高に疲れました。足もボロボロです。宿で階段上るのもきつかったです。

でも最高の景色が見れました。

 

 

 


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