こんにちは
2人目不妊治療中のNatsukiです。
今回は私がここ数ヶ月で経験した
専門クリニックから専門クリニックへの転院体験談、第2話です。
1話はこちら↓
というのも、不妊治療をするまで転院をした経験がほぼなくて、私自身
『転院なんてしていいんだろうか。失礼だったらどうしよう……』
と悩んで時間を無駄にしてしまった経験があるんです。
でも不妊治療での転院って決して珍しいことではないんですよね。
転院したからこそ
自分のストレスにならない選択肢が他にあるなら
そっちの方がよっぽどいいと思います。
というわけで今回は
『転院ってどう？』
『みんなはどんな理由で転院してるんだろう？』
と悩んでいる人に向けて、小さな理由で転院を決めた私の体験談を紹介します。
次々と進む検査＆教えてもらえない検査結果
※最初に、私が通った総合病院を否定する意図は一切ありません<(_ _)>
足踏みせざるを得なかった初診からの1ヶ月。
「お金かかるし、あわよくば奇跡が起きないかな～。
内診ですら痛かったのに子宮造影検査なんて不安しかないよ」
なんて思っていたのですが、そんな都合よく妊娠できるわけもなく
いつも通りリセットが来たので予約を取ります。
転院を考えるきっかけ③受付の電話対応
私が通っていた総合病院は、電話でのみ予約可能。
予約の電話を掛けられる時間も決まっています。
電話がつながったら、事前に渡された原稿を電話口で読み上げるスタイルです。
リセットが来た当日に、早速予約の電話を掛けました。
1時間かけて5回掛けたのですが、常に通話中。
「前の病院も予約取りづらかったし、不妊治療してる人ってほんと多いよね」
なんて思いながら、のんびりかけ直していました。
すると6回目でやっと繋がります。
RRR～～～
受付「……はい？！
」
私『（開口一番怒ってんのかい……）あ、予約をお願いします』
受付「あー、予約表持ってます？」
私『はい』
受付「どうぞ」
私『（原稿読み上げる）』
と、途中で
受付「…ハァ（溜息）。で、希望日はいつでその日は生理何日目なんですか？」
私『あ、えっと……明日と明後日で生理2日目、3日目です』
内心（それ最後に読み上げるようにって原稿に書いてあるじゃん、まだ途中なんですけど……
）
受付「じゃあ確認するんで。」
～～保留～～
―――5分後
受付「明日の10時は？」
↑『お待たせしました』とか『もしもし』とかは一切なし。
さすがにイラついてきた私「…はい、大丈夫です
」
受付「じゃあ10時で取っとくんで。失礼しまーす」
私『いやいや、原稿まだ途中までしか読んでないですけど、大丈夫です？』
受付「え！全部読んでもらってませんでした？」
私『はい、途中で遮られたんで』
受付「あ、すみません、すべて教えていただけますか」
※急に丁寧な対応
残った項目は『絶食の有無』『検査内容』という結構重要な内容で
なぜ遮られたのかは最後まで謎でしたが
絶食アリと伝えたところ30分前倒しにしてくれたので、穏やかに電話を切りました。
転院を考えるきっかけ④待ち時間
2回目の受診日は朝から絶食。
採血と内診を予定していました。
総合受付から、『採血室ではなく不妊専門科受付へ』と指示を受けたため
受付へ移動して診察券を提出し、1時間待ちます。
生理2日目だし朝ごはん食べてないしで、なかなかのしんどさ。
すると1時間後
看護師さん「あー、先採血したいんで採血室行ってもらえます？」
とのこと。
採血室に行くと、すでに私の番号が何度も呼ばれた形跡がありました。
恐らく先に採血室へ行き、受付へ移動するのがスムーズだったのでしょう。
（頼むよ！総合受付さーん！！！）
採血は秒で終わり、受付へ戻ります。
30分経過…
1時間経過……
1時間半経過………
気が付けば待合室には私しかいない状況です。
（あー、採血行ってる間に順番リセットされたな
※総合病院あるある？）
やっと呼ばれた診察室。
初診とは違う女医さんが出迎えてくれました。
内診が痛いPart.2！
前回は男の先生だったから内診が痛かったのかな？
と思っていたので、女医さんだと分かったときは安心しました。
しかし、、、痛い。
しかも前回よりも痛い。
ただでさえD2の内診なんて血みどろで気まずいし
内診後は生理痛が増すしで、しんどさしかないのに
つらすぎるー
転院を考えるきっかけ⑤検査スケジュールのズレ
苦行のような内診を終え、先生から説明を受けます。
先生「今月、子宮造影検査と子宮鏡検査を希望されてるんですよね？」
私『はい』
※内心、『希望っていうか受けろと言われただけなんだけど…』と思ってたけど言えるわけない（笑）
先生「子宮造影検査はもう予約がいっぱいだから、今月は子宮鏡だけで。
子宮造影検査は来月に回しましょうね」
とのこと。
この病院は、子宮造影検査＆子宮鏡検査をした周期は避妊する方針です。
つまり↑の発言は、検査を2ヶ月に分けてやるから2ヶ月連続で避妊しろってこと。
いやいやいやいや！うそでしょ？！
ただでさえ、初診を受けた前周期を『無駄にした』と思っていた私なので
ここからさらに2周期避妊は絶望に近いものがありました。
私『えっと……そうなると、2周期連続で見送る感じですかね？』
と聞いてみるも
先生「そうですけど？」
と冷たい返答。
…………そして流れる気まずい沈黙。
私『あの～、子宮鏡検査を来月に回して、今月はタイミング取るとかダメですかね？』
先生「……フッ（鼻で笑う）。あーじゃあそうします？」
こんな感じで、まずは一通り検査を進める方針の病院と
1周期でも無駄にしたくない私との間に大きな溝があることが分かったのでした。
転院を考えるきっかけ⑥教えてもらえない検査結果
最後に、夫が今の時点で受けている精液検査の結果を見せてもらえないか聞いてみました。
この病院では『2回精液検査を受けないと正しい結果が分からない』
という考えなのは知っていましたが
今月も自己タイミングでがんばるしかなくなった今、精液検査の結果によって
期待値が大きく変わるってもんです。
今どういう状況なのか知りたいと思いました。
前提として、夫が検査を受けた日（初診の3日後）
「奥さんが受診されるときに結果を渡して大丈夫ですか？」
と確認され、夫がOKだと伝えた話を聞いた上での質問です。
しかし先生からの返答は
先生「あのねぇ、まだ1回しか受けてないし、一通り検査が終わってからじゃないと
説明しない方針なのよ」
というもの。
そりゃそうだ……と思いつつ
今の時点でどうだったかだけでも聞かせてもらないの？というモヤモヤも出てきました。
帰宅後も収まらないモヤモヤ。
そもそもあの電話対応だっておかしいし
毎回毎回こんなに待つのってストレス溜まりすぎない？！
とはいえまだスクリーニング検査の途中。
何か大きなトラブルがあったわけでもないのに
こんな中途半端なタイミングで転院だなんてできるのだろうか。
失礼すぎないか……
その日は家事もなかなか手につかないぐらい悩みました。
転院の決心は思わぬタイミングで
1日悶々と考えていた私ですが、拍子抜けするほどしょうもない理由で転院を決心します。
それは駐車券トラブル（笑）。
次の日も採血のため来院したのですが
車を出庫する際、なぜか駐車券がエラーになり出庫できないトラブルが発生し
『毎回なにかトラブルがあるってことは、この病院とは縁がないな』
ときっぱりと私の中で答えが出てしまったのでした。
文章で書くとさっぱりしたトラブルなんだけどね、
結構大変なトラブルだったんですよ
駐車券エラーだっていうのに通知するボタンとかもないし
スペースがないから前にも後ろにも横にも移動できない。
運よく後ろに車がいなかったので、ブイーンっと一気にバックして
駐車場内に戻って受付へ進み、エラーを伝えて新たな駐車券をもらって
ドッキドキしながら再度出庫したというわけでした。
（妊娠って奇跡だし、確率論的なところもあるし。
ご縁がないところで実を結ぶと思えなかったんですよね
）
――――――――――
今回はここまで
次回は転院を伝えて他の専門クリニックへ移動する話をご紹介します。
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