ひとつ前の投稿内容に引き続き、今回も生理とナプキンのお話🌝🌚
特にナプキン(使い捨て紙ナプキンと布ナプキン)について詳しくお話ししていきます🙋🏼♀️🧡
使い捨て紙ナプキンと布ナプキンの違い
使い捨て紙ナプキン
・薄くサラサラした触り心地。ごわつきや固さを感じることがある。
・石油原料のポリエチレンやポリエステルからできている。
・使い終わったらすぐサニタリーボックスに捨てる事ができる。
布ナプキン
・ふわふわとした肌触りで心地よく、普段の下着と同じ感覚で使えるが、そのぶん厚みが出てしまう
・コットンやシルク、リネンなど天然素材の布からできている。
・使用後は家に持ち帰り、洗濯すれば、基本的に何度も洗って使うことができる。
🌿布ナプキンの種類🌿
布ナプキンの種類は大きく分けて3つ、
ホルダー型、一体型、プレーン型があります。
『一体型』
一般的な使い捨てナプキンのように1枚で使える「一体型」は、使い捨てナプキンと同じ感覚で使えるので、布ナプキンはじめてさんにぴったりなタイプです。
1枚ですべて揃うので持ち運びが簡単で、交換時には使い捨てナプキンと同じように交換できるので衛生的です。
また、ボタン等のスナップでショーツにしっかり固定されるので、ズレにくいのも特徴です。
『ホルダー型』
吸収体を交換する「ホルダー型」は、吸収体を固定する土台と、お肌に当たる部分の吸収体(ハンカチのような物)の2種類を組み合わせて使います。
吸収体のみ交換すればいいのでかさばらず、吸収体のみ買い替えることができるのが特徴です。
『プレーン型』
使い捨て紙ナプキンと違ってハンカチのような四角い形のものが多い「プレーン型」は、三つ折りなどにしてショーツの上に置いたり、ホルダー型布ナプキンの吸収体として使うことができます。
大きいので持ち運びには不便ですが、干すときに布ナプキンだと分かりにくい形と、お洗濯が簡単なのが特徴です。
布ナプキンは、サイズや厚みも様々で、自分の好みのもの、その日の予定や体調、経血量に合わせて選ぶことができます🙆🏻♀️💫
基本の洗い方は3STEP!
『めんどくさそう』とよく思われがちな、布ナプキンの洗い方🧼
実は意外とそんなこともありませんでした◎
用意する物
・アルカリウォッシュなどのお洗濯洗剤
・浸け置きする用の深めの容器
【洗面器や湯おけ、ホーローバケツなど、底が深めな容器を用意しましょう。衛生面の観点から布ナプキンの浸け置き用のものを用意するのがおすすめです🪣】
ちなみに私はDAISOで購入した蓋付きのバケツを使っています♪
01. 軽くもみ洗い
しっかりと経血が落ちるように、まずは布ナプキンが吸収した経血をもみ洗いで落とします。
この過程をきちんとすることによって、最終的な落ち具合が変わってきます✨
⚠️ 血液の主成分はタンパク質です。タンパク質は50~60℃の熱に触れると凝固してしまうという特徴をもっています。なんとなく熱いお湯の方がよく落ちる気もしてしまいますが、高温でもみ洗いをしてしまうと血液が繊維に固まって落ちにくくなってしまうという悲劇が起こります。
もみ洗いをするときの温度は40℃以下のぬるま湯を目安に、経血が出なくなるまで手で押し出すように、でも生地を傷めないように、優しく!洗いましょう🤲🏼❕
💡経血を直接揉み洗いすることに抵抗のある方はジップロックやビニール袋にいれて洗う方法も👍🏻
02. 浸け置き
用意した浸け置き用バケツに水または40℃以下のぬるま湯1.5ℓ程度に対して、大さじ1程度のアルカリウォッシュなどの洗濯洗剤を溶かし入れて、浸け置き水を作ります。
洗剤を入れすぎると色落ちの原因になるので、入れすぎには注意しましょう。
中まで吸収した経血をしっかり落とせるように、布ナプキン全体が浸かるようにして、2時間程度浸け置きをします。
長時間の浸け置きは、雑菌が繁殖する危険があるので気をつけてくださいね🙋🏼♀️
03. すすぎ
浸け置きが終わった後は、水または40℃以下のぬるま湯で布ナプキンをすすいで、洗剤をしっかり落とします。
このときも生地を傷ませないように、やさしくもみ洗いながら押し出すようにすすぐのがポイントです。
すすぎを行ったら布ナプキンをゆっくりと絞ってしっかり水気を切ったあと、軽く形を整えてから普段のお洗濯物と一緒に干します👗
💡経血残りや洗い残しが気になる場合は、すすぎの後ネットに入れて洗濯機へGO!
柔軟剤の成分は吸収力が低下してしまう原因につながるので、洗濯洗剤のみでの洗濯がベター🌞
👃匂いが気になる方には、精油(アロマオイル)の使用がオススメです🌱
浸け置き中の水に精油を数滴入れてあげると良いです🙆🏻♀️🙆🏻♀️
浸け置きにオススメの精油
🌿ラベンダー:殺菌、抗菌作用
🍊オレンジ:消臭作用
🪴ティートリー:殺菌、抗菌作用
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意外と知らない使い捨てナプキンのこと
使い捨て紙ナプキンは、高分子吸収ポリマーやポリエチレンフィルムなど主に石油化学製品でできていて、最も女性が敏感になる生理期間中に肌に触れる素材としては、決して快適なものとは言えません。🙅🏻
私もずっと気になっていた生理中の生臭い匂いは、殆どがナプキンに使用されてるポリエチレンやポリマーなどの石油化学物質と、経血が混ざって反応して起こる匂いなんだそう、、、😨😧😱
使い捨て紙ナプキンは、経血を凝固させる高吸収性高分子(ポリマー)が吸収体として使用されています。
しかし、このポリマーは水分を含むと吸熱効果のあるゼリー状に凝固するため、女性の大敵、冷えにつながることも。
海やプール、スポーツや旅行に大活躍のタンポンは特に、膣の中に入れっぱなしになる為、ずっと体を冷やしてることになってしまうといいます🧜♀️❄️
冷えは血液の巡りを悪くします。
そのため、生理痛も重くなったり、体のだるさも増してしまいます。
また、化学繊維は恐ろしいことに、皮膚から体内に少しずつ吸収されているらしく…
しかも二の腕などの柔らかいところに比べて、経皮吸収は40倍にもなると言われていて、身体では分解されず、そのまま体内、子宮内に蓄積されてしまうそうです😔
手軽に使用できる紙ナプキンはとても便利ですが、デリケートなお肌に直接触れる素材なのに、科学繊維のものが多く…👿🌀
そのせいで引き起こされる肌トラブルやカラダへの影響を考えると、せっかくなら、お肌に優しい素材で、辛い憂鬱な生理中の自分を、少しでも労ってあげられたらいいですよね!☺️🧡
最近は使い捨て布ナプキンなんていうものも出ているんだとか、、!!
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私は布ナプキンの前に、布ライナーから始めました!
まだ布ナプキンを使ったことがない方、布ナプキンに不安や抵抗を感じている方、
布ライナーから初めてみてはいかがでしょうか😳❔
生理日以外毎日使える布ライナー。
こちらも気持ちよく温かいつけ心地で、一度使ったら手放せない、今の私には欠かせないアイテムです🗝❣️