35歳を超えた頃から、見える部分よりも見えない部分に気を配ることが健康で美しいことなのではないかという考えをぼんやりともっている。

どんなにたるみを引き上げても、シワを無くしても、加齢は進む。

食べているものに気を配らなければ健康な髪や爪や肌を新しく作れないし、筋肉もつかなくて姿勢や内臓に影響する。

体内を水で満たさなければ高い化粧水やクリームで蓋をしたって水分量は枯渇したまま。

そういうふうに生活の中で自論をもつようになった。

わたしが基本的に実践しているのは

・小麦製品を買わない

・プロテインの摂取

・血糖値を急激に上げない食事

・大豆製品の摂取

・肉を食べない

・朝ごはんを食べない

・温かい水を日中1リットル飲む

・年2回のハイフ

・年2-3回のボトックス

これに、基本的なスキンケアと運動、7時間の睡眠だ。それでも肩は凝るし、肌は衰えるしまぶたは下がる。

最近はよもぎ蒸しのナプキンをあてている。

これがなかなか温かくてよき❤️

これまでにない温もり。あまり日常で性器があたたかい経験ってなかったから新しい感覚。


そして、今日は初めてのフェムケアのサロンへ行ってきた。

マッサージと同じ。日本は直接性器を触ることはできないから、デリケートゾーンには触れられない。みぞおちから下半身全体が施術の範囲で、やっている最中から内臓が活性化するみたいにキュルキュルいう。これまで眠っていた目に見えない部分が起き出すような感覚。

これまで部位としてしか認識していなかった自分の体を点で認識する感覚。

私、ここに胃があって、ここにリンパが流れていて、子宮があって、卵巣があって、膣があるんだな、右と左は違くて、ここを押されると痛いんだって気付かされた。普段、そんなこと思わない。見えている指ですら、「あぁ、ここに中指があるな」なんて思わないよね。

今日のわたしがわたしなりにフェムケアと心のつながりを言語化すると「今ここにいるわたし」っていうのを普段あまり感じずに生活をしていて、施術を受けることで体内の見えない忘れがちな五臓六腑を刺激されて、刺激されているなっていう感受性を確かに得る。感受性を豊かにするって言葉では簡単に言われるけど、具体的な方法はあまり教えてもらえない。でも施術中は感じとる心身とリラックスだけがあるから、施術を繰り返し受けることで感受性がトレーニングされて、それが豊かさとか前向きさとかに変わるんじゃないかなって考察した。

瞑想と似ているのかな?ボディスキャンっぽいって思った。

効果のほどはこれからだし、一度で感じるものかは分からないけど、初めてのフェムケアデビュー。これからも体に興味をもって、自分本位で自分の人生を楽しもうと思った。