仕事柄、がんばっている人と良く出会う。
今日も1人、かなりがんばっていた。
最後に退室し、各窓の施錠をし、
パソコンやプロジェクターを片付けていたわたしに
「何かお手伝いしますか?」
と声をかけてくれた。
そして、帰りがけに、資格を取るための試験を受けるためにどうしたら良いのか聞いてきた。
また、今度別の試験があるのでその勉強に励んでいた。
休憩時間も、その勉強をしていたし、
有識者に頼んでレクチャーも受けていた。
だから、わたしは立場がうえなので
「応援してる」
そういうことを伝え、まわりの人たちにも伝え、全体の前で褒めた。
その方は不器用なので
ここぞというとき、いざというときに力を発揮できないことがある。
だから、その方の良さが伝わらないことがあって悔しい。
その方のやりたいことを叶えるお手伝いをしたい。
わたしのお手伝いなんて微力だし、
お互いに人間なので期待してがっかりするなんてこともあるのだけれど、
今日見たその方の前向きさは
キラキラとしていて
冬の地面を照らす太陽みたいだった。