息子が働いている会社は、特例子会社という組織です。

 

家族や周りに障害関連の家族や知人がいなければ

 

耳慣れない言葉かもしれないですね。

 

特例子会社とは

「(前略)障害者の雇用の促進及び安定を図るため、事業主が障害者の雇用に特別の配 慮をした子会社を設立し、

一定の要件を満たす場合には、特例としてその子会社に雇 用されている労働者を親会社に雇用されているものとみなして、

実雇用率を算定できることとしている。(後略)」

と厚労省の資料に記載されています。

 

3月に2週間、実習に行かせてもらい、その後面接がありました。

4月から試用期間で勤め始めました。

 

先日、その会社を訪問して、担当者から会社の特色含め、色々お話しを伺いました。

その時に分かったのは、知的障害の方の試用期間は3か月、そして精神障害(息子は発達障害)は6か月でした。

 

一瞬、え?と思ったのですが、その後、実際に働いているシーンを見て少し納得しました。

知的障害の方は決められたことを、素直に取り組んでいるように見えました。

 

一方、息子は自分の意見を述べるべきでは無いシーンで

「僕はこのやり方がいいと思います…」と発言してしまうことがあるようです。

会社側は、決められた手順を、その通りに手際よく行ってほしいと考えている、

その意図を汲めていないように思えました。

 

そういうところも含め、試用期間6か月なのだなと思っています。

息子氏、よ。思う通りにならないかもしれないけど

一般企業への就職は難しいだろうから、まずはちょっと我慢して

本採用を目指してほしいなあ、と願っています。