芋澤さんのブログでずっと春馬くんついての意見交換が続けられています。

ぽんたさんの推測は腑に落ちることが多いです。

契約に関してや、三浦春馬という名前の使用については、事実に限りなく近いのではないかと思っています。

ブログなどに載せても大丈夫とのことなので、シェアさせて頂きました。ありがとうございます。

 

A社から春馬さんに対する一連の行動は、A社との契約が終了になる前提での嫌がらせ、そしてA社の若手が次々と独立していく事態を避けるための見せしめとすることを主な目的としていたと推測しています。
一方で、A社も、春馬さんの才能や国内の映画監督や海外のクリエイターから高い評価を受けていることは(ある程度は)分かっていたはずなので、春馬さんが最後に契約終了の意思を撤回して「やはりA社との契約を継続したい」と言えば、それはそれで受け入れる用意はあったのだろうと推測しています。

〇さんがまとめた時系列については、特に間違いということではないのですが、私は、事実かどうか分からない事柄が自分のせいであたかも事実であるかのように拡散しないように、「事実」や「客観的に認められる業界慣行」と自分の「仮説」「推測」を明確に区別してお伝えしたいと思っています。長くなって恐縮ですが、あらためて説明させてください。
また、以下はあくまでも私の仮説や推測の簡略版ですので、詳細については私の過去の投稿を見ていただきたいと思います。

(前提)
・私は、A社と春馬さんの契約が2020年7月17日に終了したという仮説に立っています。この仮説を立てた経緯と、この仮説の信ぴょう性(他の事柄との整合性)を検証した経緯については過去の投稿を見てください。
・私は、A社と春馬さんの間の契約は業界団体である音事協(日本音楽事業者協議会)が公表している専属芸術家統一契約書(現在は「専属アーティスト標準契約書」)に準じた契約だったという仮説に立っています。A社は音事協の会員ではなく、音制連(日本音楽制作者連盟)の会員ですが、モデル契約書は基本的に事務所側に有利な内容となっており、多くの芸能事務所が、音事協の会員であるか否かを問わず、音事協のモデル契約やこれに準じた契約書を利用しているからです。
・A社と春馬さんの間の契約期間は、マネジメント契約の中では標準的と思われる2年間だと仮定しています。
・また、私は、一部上場企業としてのA社の立場、さらに顧問弁護士が関与しているはずであることを考慮して、A社が文書で公表した内容には「明らかな虚偽」はないものと仮定しています。(細かい“ごまかし”はありえると思いますが。)

時系列に関する私の推測をざっくりまとめると、〇さんがお書きになったことでおおよそ合っていると思います。
細かい点はそれぞれの投稿に譲るとして、〇さんの記述の中で気になった文言を変更させていただき、さらに補足します。

0)春馬さんが2017年にイギリスに留学した際に、A社(マネージャー以外の者)から春馬さんに対して早めに留学を終えて帰国するように指示され、春馬さんがこれに従う。
*9月4日のA社文書に基づく推測です。推測の過程は過去の投稿を見てください。

1)春馬さんが2018年はじめ頃までに、同年7月17日で契約解消したいという要望を表明する
*契約に自動更新条項(一方当事者が更新しないという意思表示をしない限り同じ契約期間で更新される)が含まれている想定です。「更新しない」という意思表示の期限は満了日の1か月や2か月前に設けられていることが多いと思います。ただ、特に春馬さんのような人が急に更新拒絶を言い出すことはないと思うので、2018年の初め、あるいはそれ以前から独立の希望について話をしていた可能性が高いと思いますし、それ以前の更新時にも話題になっていた可能性もあると思います。

2)A社が契約にしたがってさらに1回更新することを希望し、2020年7月17日で契約満了と決まる。
*以前のモデル契約に含まれていた「タレントが更新を拒絶しても、事務所は1回に限り契約を更新できる」という規定が春馬さんの契約にもあったと仮定して、A社がその権利を行使したという推測です。

3)その後2年間仕事させるために、事務所が2018年5月に(醜聞A)をもみ消してあげる。
*スキャンダルもみ消しは、芋澤さんの記事に依拠しています。

4)しかしどうせ辞めるタレントなので、2年間は多くの仕事を入れ、一方で他のタレントと比較すると冷たい扱いをする。
*この2年間の春馬さんの多忙は、客観的に明らかになっていると思います。また、拘束時間のわりに収入が多く知名度アップにもつながる大手企業のCMのような、いわゆる「おいしい」仕事は、この2年間は減少していたと指摘されています。事務所からの誕生日の告知の有無など、事務所の他のタレントと比較して春馬さんの扱いに差があったことも、ある程度は客観的に明らかになっていると理解しています。


5)2020年(6月頃)、(契約解消後は芸能界で干してやるからなと言われ)ショックで痩せていく。
*( )は〇さんの追記部分ですが、契約期間中は仕事をこなしてもらう必要があるため、契約満了が近づいた時点で嫌がらせが加速した可能性が高いと思っています。A社が「芸能界で干してやる」と言ったかどうかは分かりませんが、春馬さんの独立後の夢の実現が難しくなると思わせるようなことを言ったのだろうと思います。

6)2020年7月17日、(A社から契約解消後はキンキーブーツの降板その他の事項をさらに言われ)さらにショック受ける。
*キンキーブーツについては、急逝後間もないタイミングで、「7月17日深夜に春馬さんが女性用の衣類を捨てていた」「捨てたのはキンキーブーツの衣装だった」という報道が出たことからの推測です。捨てたごみの中身は第三者から知り得ない情報である上に、具体的な情報なので、これはA社の関係者が流した情報で、かつ事実なのではないかと思いました。ただ私は、春馬さんを18日午前の撮影に行けなくなるほど追い詰めたのは、早くても2022年あたりのはずのキンキーブーツの再々演の話ではなく、「7月18日から“三浦春馬”の名前は一切使うな。現場関係者全員にそう発表するように。」という話だったのではないかと推測しています。この点は後で書きます。

7)7月17日24時、A社と春馬さんの契約終了。

8)7月18日朝、ドラマの撮影現場に春馬さんが来ず、連絡も取れないのでマネが自宅に迎えに行って合い鍵を使って中に入る。本人が撮影に行かないと言うので会社関係者が春馬さんの自宅に出向き、春馬さんと“協議”する。事務所の圧力から、春馬さんは午後からの仕事に行くと告げ、マネに対しては「支度が済むまで外で待っていてほしい」と依頼した(これが「約束の時間」)。
*7月18日朝の状況は、早い段階でのマスコミ報道とA社から芋澤さんへの「朝マネが迎えに行った」という指摘に基づいています。また、9月4日の文書から春馬さんが「午後からの仕事」には行くことが予定されていたと読み取れるので、このように推測しました。
7月18日午前にA社からの圧力があったと推測するのは、春馬さんが午前の撮影には行かなかったこと、そして春馬さんが本心から午後からの撮影に行く気持ちになったのであれば、急逝することはなかったと思うからです。
タレントが撮影現場に行かないのはA社の責任になりますし、春馬さんのマネはかなり若い人だということなので、春馬さんの説得のために「事務所の上の人」が出てきた可能性は十分にあると思っています。(実際には、マネ以外の事務所関係者は自宅を訪問せず、電話等でのコミュニケーションだった可能性もあると思います。)
A社の圧力の内容はわかりません。可能性として、2018年5月の段階での醜聞と同じものをA社が持ち出した可能性もあるとは思います。
仮にそうだとすると、その内容は、7月20日以降に文春・新潮が書いた春馬さんの家族に関する記事だった可能性があると私は思っています。春馬さんなら、「自分のことなら我慢できるが家族が傷つくことは我慢できない」と考えそうなので。
(そして16年間春馬さんを見てきたA社も、春馬さんのそのような性格は熟知していると思うので。)
実際に、春馬さんの急逝直後に文春や新潮が出した家族に関する記事の事実関係は数年前のものが多く、読者からも「そんな過去の家族とのトラブルが理由で、今このタイミングで自〇するだろうか」という疑問が出ていました。以前から用意されていた内容だとすると腑に落ちます。

9)しばらく待っても本人が部屋から出てこず、連絡も取れないので、マネがA社に連絡をする。直前の状況を知っているA社は、中で自〇しているのではと疑い、マネが死に関与した嫌疑がかからぬよう、マネに対して、管理人と一緒に部屋に入るように指示する。
あとの経緯は基本的にはA社の9月4日の発表通り(細かいごまかしはあるかもしれませんが、弁護士が入っている以上「大嘘」は書かないだろうと思っています。)
*管理人が鍵を開けるのに警察の立ち会いが不要なのか等の指摘もありましたが、私は、一部で報道されたように、A社のマネは合鍵を持っていて、A社の指示で、管理人に「一緒に入ってほしい」と頼んだ可能性が高いと考えています。マネがパニックになっていて、最後に管理人に鍵を渡して開けてもらったのかもしれません。合鍵があるのであれば、警察の立ち会いなしに入室しても不思議ではありません。
 

6)に書いたように、私は、人一倍仕事に真面目に取り組む春馬さんが、7月18日には撮影現場に行けなかった理由は、まさに「その日」に、あることをするように要求されていたのではないかと推測しています。
思い当たるのが「名前」でした。

私は、A社が春馬さんに対して、「7月18日以降は、芸能活動において「三浦春馬」の名前を一切使うな。7月18日に現場に行ったら、現場関係者にすぐに新しい芸名を発表するように」という要求をしたのではないか、と推測しています。

推測の根拠は、
(1)音事協のモデル契約に、「事務所所属期間中に使っていた“芸名”についての権利は事務所が持つ」「契約後に”芸名“を使う場合には事務所の承諾が必要」という規定が入っていること、そして、
(2)春馬さんが、直前に戸籍上の姓を出生時の姓に戻すことによって、本名を「三浦春馬」に変更していたと報道されていたことです。


週刊誌の記事は、「家族との確執」という文脈で書かれた記事でしたが、理由はともかく、本名の変更は事実だろうと思いました。公的記録ですぐに裏が取れるからです。
(なお法的には、苗字を変えたからといって親子関係には一切影響は生じません。)

春馬さんは、20年以上も「三浦春馬」の名前でキャリアを積み上げてきました。以前のインタビューでは「生まれ変わっても「三浦春馬」になりたい」と語り、急逝直前に収録された「せかほし」では、ゲストに「大切にしているものは何ですか」と聞かれて、「サイン」と答え、珍しくカメラの前でサインを書き、「恩人と一緒に考えたサインだからずっと使っていきたい」と語っていました。

あくまでも仮説に過ぎませんが、その春馬さんが「名前を変えろ」「明日(7月18日)には告知しろ」「契約書に書いてあるでしょ」と言われたとしたら、精神的に追い込まれただろうと思います。

最後にもう一度書きますが、以上はすべて私の「仮説」「推測」です。
 

ぽんた

2020-11-08 12:23:18