もうすっかり真冬ですが、札幌の今シーズンは12月からマイナス10度を下回ることもしばしばで、北海道人でもかなり厳しい寒さです。例年なら寒さのピークはちょうど今頃なのですが、昨日位からちょっと暖かくなっているかも?といっても今朝のランニング時で、マイナス2度。

 

これだけ寒いと一番辛いのは、手の指先の冷たさです。頭はもちろん帽子を被りますが、体や足は長袖のインナーや暖かいタイツの上に、ウインドブレーカーで意外と十分。去年はウェアには気を留めず、寒い日はスノーボードのウェアで走ってましたが、今はこれだと暑すぎるし、重いしで全然走れません。実際、この時期に札幌でランニングしている人の服装を見ると、結構薄着で驚くと思います。ただ、手袋(グローブ)は別です。足指の先は冬靴を履いているので、寒さから守られているのですが、手の指先は冷えるのが早いので、手袋の選択を誤ると、冷たいのを我慢できなくて、走るどころでなくなってしまうのです。

 

そして今シーズンは、寒さが増すたびにボード用の手袋、自転車用の冬グローブや、ワークマンの裏起毛手袋などいろいろ試しましたが、最終的にはアウトドアブランドのモンベルのグローブに行き着きました。ショップの方に「マイナス15度でも快適にランニングできる手袋が欲しい」と言って教えてもらったのが、外側に「パウダーミトン」、その中にインナーとして「ウールニットグローブ」の組み合わせです。

 

ただ、自分は使い勝手でどうしても5本指が良かったし、インナーのウールニットはスマホ対応ではなかったので、結局この「パウダーグローブ」と「メリノウールグローブタッチ」の組み合わせにしました。これでマイナス15度は厳しいですが、マイナス5度くらいでしたら全く問題なく、マイナス15度でも走り始めて温まるまで、アウターの中で手をグーにして握っていれば、十分対応できています。個人個人によって寒さの感じ方や、汗のかきやすい場所など違いがあるので、絶対に大丈夫とは言えませんが、おおよそこういった組み合わせでマイナス10度くらいまでは快適に走れると思います。もし寒い地域で手袋難民になっているようでしたら、ぜひ試してみてもらいたいです。