スコット・フィッツジェラルド
今、一番好きな作家のことについて書きたいと思います。
独断だし、間違ったところもあるかも!
フィッツジェラルドを知ったのは、つい最近。
アメリカ文学の講義をとったときに、レポートとして、「グレートギャツビー」についての考察が課されました。
申し訳ないですが(笑)、この教授の講義に魅力を感じず、声も聞こえないことだし、聞いても意味あるのか微妙だし、ってことで、ひたすら課題レポートの本「グレートギャツビー」を講義中に読んでました。
はじめは、「グレートギャツビー」の主人公であるジェイ・ギャツビーに魅了されました。
「オールド・スポート」が口癖で、正体が分からない。
その正体も、読み進めていくにつれて、少しずつ解き明かされていきます。
どの人も言いますが、ギャツビーの持つ、”胡散臭さ”に惹かれていきました。
レポートを書くために、少し調べていると、フィッツジェラルドの作品には、自身が投影されていたようです。
フィッツジェラルドは、自身は短編小説ではなく、長編小説作家だと気づいているにもかかわらず、妻のため、お金のために、短編小説ばかりを書きなぐっていました。
若くして、富を手に入れた姿。
ギャツビーも、愛する女性のために尽くし、そのために富を作ろうとする・・・
フィッツジェラルドの作品は、悲しいのだけれど、美しい。終わり方微妙
「一度読んだら、もう読まない。」タイプの作品ではなく、「何度でも、手元において読みたい。」と思える作品が多いのです。私にとってはね。
彼の作品については、これからも、何度も読み返すと思うので、そのたびに感想を書き溜めて、あとから振り返られるようにしておきたいなぁ。と思うのです。
ほら、自分の思考とかの分析に役立つでしょ。
そんなわけで、わたしの専門は実は、イギリス文学なのですが・・・フィッツジェラルドについて研究したかったよ!と思ってるわけです。笑
ゼミも決まってるのに、今更ーなわけだけれど、自分の力だけでも、知識はいくらでも得ることはできるし、質問があれば、教授のところへ行けばいいし。
どう過ごすかは自分次第な場所が大学なわけなので、得ることのできるものは、できるだけ多くではなく、全部得たい勢いなのですー