ちなみに“ Cologne ” というのは、

「 ケルン 」の英語表記である。

独語で表記すると“ Köln ”となる。

発音は、ケルンと言うよりも「 コロン 」に近い。


この地で世界で初めて、作って売った香水

「 オー デ コロン 」は仏語で

“ ケルンの水 ”と和訳する。

私たち日本人の耳にも馴染み深いケルン-トリビアである。



さて、「 国際家具見本市 」だ。

kompas

開催されたケルン-メッセには

各国のインテリア関連業者が出展していた。

kompas

kompas

kompasも同業者の端くれである。

山本家具製作の製品も一緒に並べてみようかと

想像してみたが、少し恐ろしい気持ちになった。


展示の華やかさ、演出の派手さは

見るヒトのミーハー心をくすぐる。


「なるほど、なるほど。」



初めての国際家具見本市は、

触発されるコトが多くあった。

今後の催事に活かせれば、

一日中歩き回った甲斐もあるってモノだ。

(近々に始まるマルエイ家具展には、恐らく間に合わない。)


何か不完全燃焼感が残っているのは、

ウェグナーやアアルト、フィンユールなどの

大御所デザイナーのモノが見られなかったからかも知れない。


ケルンの見本市には、日本企業のほとんどが出展していなかった。

日本企業の展示も気になるので、

6月に東京でやる見本市には、行ってみようと思う。





ケルンの街を歩く、おそらく地元のヒトの多くは、

程好く香水の匂いをまとっていた。

“ No.4711 ”

ケルンの匂いである。






つづく










気付けば2月ももう半ばではないか。

研修と称した旅から帰って、すでに10日以上過ぎてしまった。


せっかく行ってきたのでいろいろと紹介してみる。


赴いたのは、ドイツとスペイン。

(kompasが海外へ渡航するのは、高校生以来ほぼ20年振り。

ほとんど初めてといってもいい。)


主な目的地は、

ドイツ:ケルン(国際家具見本市の見学)

スペイン:バルセロナ(サグラダ-ファミリアなど)  

である。

特に椅子などの家具も設計しているアントニオ-ガウディの建築物探訪は、

メイン中のメインだ。


滞在した間に訪ねたドイツ、スペインの街や

気になったモノもあわせ、何回かに分けて簡単に紹介する。



最初の街は、

国際家具見本市が催される“Cologne (ケルン)”。

このドイツ西部に位置するライン川沿いの街には、

世界遺産である“Kölner Dom (ケルン大聖堂)”がある。

13世紀から500年かかって完成したという。



LufthansaのFlankfurt便は、

日本出発からいきなりの遅延で、ケルンに着いたのは夜。

食事しに街へ出かけた帰り道、ライトアップされた姿を観た。

初めて目にしたヨーロッパの歴史的建造物の巨大さと荘厳さに圧倒された。


$kompas

やはり石の文化だ。

日本とは違う国に来たコトを実感した瞬間である。


「ワーオ!」

単語をいくつか知っているだけで、

ほとんどゼロに等しい英語力のkompasから

発せられた瞬間でもある。




  つづく

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ひとつずつ根気よく書かねばならないコトにはたと気付く。

長文は疲労する(筆者、読者共に)ので

小分けにしていろいろ書くつもりだが、

いくつかあげて途中で終了してしまうコトを懸念している。


しかしながら、ブログにでも書かないと

この研修は、

ホントにただの“バカンス”なってしまうので

頑張って書くコトにする。



kompasは

明後日1月18日から30日までの期間中、

不在により音信不通になる。


お急ぎの方々には申し訳ないが、

メールかファックスにて

お急ぎの旨をお伝えいただきたい。



結局、返信できるのは、30日以降ではあるが。




なぜか。


「後学のため、旅に出る。」

のである。



決して、バカンスなんかではない。

決して。



そういう訳で、

不在期間中、何かとご無礼があるかと思いますが、

ご容赦下さいますようお願い申し上げまする。




決して、バカンスなんかではないのだ。

決して。




新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



少し早いものの

本日、2013年の仕事始め。

昨年はのんびりしっかり休んだが、

今年のお正月は大晦日と三が日を休んだ程度。


やれる内にやれるだけやっとこうという魂胆である。



2013年もしっかり働く所存。

より一層のご愛顧を賜りますよう、

お願い申し上げまする。


2012年が暮れる。


kompasにとって

大変な節目となる年だった。

takoと共に歩み出したビッグイヤーである。

「悪かった」

と言える訳がない。

プライベートでは


「良い年だった。」


とkompasは断固主張する。



(こう書くとやはり誤解されるのだろうか。

kompasの十中八九は冗談でできている。)



一方、シゴト面では、

良いような悪いような。。


総合的に評価して

「停滞」もしくは「現状維持」


いつもそう言っているような気もするが、

ここ数年、現実にそんな状況が続いている。


結局のところ、

総括と称してぼやいているコトに

気付いたのでこの辺にしておく。



毎年のコトではあるが、

密かに期待している。


「きっと来年は、いい年になるはずだ。」



といったところで

2012年はお開き。


「皆様、良いお年をお迎えくだされ。」



今日はクリスマス-イブである。

この世にイエス-キリストが生まれる前夜を

静にか祝うモノだそうだ。


決して、

それにかこつけて

昼間っから

酒を呑むためのモノではない。


決して。


「分かってますよ。」

「分かってますとも。」


という訳で


「今日も主の血をお与え下さいまして

ありがとうございます。」


「乾杯!!」

「メリークリスマス!!!」




Android携帯からの投稿

工場では納期の迫った物件を進めている。

外は憂鬱な雨。

日曜日は朝寝を楽しみたいモノだが、

どうやら明日もシゴトになりそうだ。


そんな日に、

独り工場で

頭の中にめぐらせた取り留めの無いコトである。




どうもkompasには、

マジョリティを避け、

マイノリティに寄る癖がある。


面白いと思って見ていたテレビ番組は

視聴率が悪くて話題になっていたり、


嫌いで嫌いで仕方ない楽曲の

YouTubeの再生回数がハンパなく伸びていたりする。



モノを作って世に出すシゴトをしている身でありながら、

こんな感覚でやっていけるのか

不安にもなるが、

そもそも

大衆に迎合できない風だから、こんな生業に就いたのだ。


ヒトと目の付け所が違うと思って納得するほかない。



「きっと大成するに違いない。」



憂鬱な雨の1日。

取り留めなく頭の中をめぐった案件である。



マイノリティな空想なのか。








マジョリティ:大多数。大部分。過半数

マイノリティ:少数。少数派。






しばらく放置していたが、

岐阜タカシマヤの催事は、終了している。

遅らばせながら、

たくさんのご来場、ありがとうございました。


さて、

山本家具製作は通常モード。

工場の木工機械はフル回転であるが、

ふと気付けば年の瀬だ。


今年中に何かをやり遂げる程の

時間は残されていないようにも思うが、

指の1本や2本を失うには、充分な時間だ。

無事に新年を迎えられるよう祈るばかりである。


「祈る前に注意を払いなさい。」



と言う訳で、

残りの2012年も頑張ってまいろう。
















1週間も間違えて告知してしまった岐阜タカシマヤの展示会は

ようやく明日から始まる。


詳細は → → → こちら


今日はその搬入日だった。

こじんまりとしたスペースに

うまくディスプレイできたように思う。

$kompas


ホントに

明日からでいいのか

いささか心配していたものの、

山本家具製作のパネルを

用意してくれていた様子を見ると

どうやら

明日から始まるのは

間違いないようである。


そうなのであれば、

期間中は、毎日会場にいる。

ご近所の方、ご都合の合う方、

よかったら遊びに来てくださると

幸いである。



近年、その供給量が減ってきたとはいえ、

木という素材は、

そこら中で

使われている。


kompasは

木を扱う者の1人として

木材を無駄なく大事に使うように心掛けている。

$kompas



限りある資源を大事に使いたいものである。




使い捨てられる運命にある木材も、

意味を持たせるコトで、

ヒトを幸福な気分で満たしてくれる使い方もある。

$kompas


来夏になっても交換してくれるのか、

心配な案件ではあるが、

ここで特筆すべきコトではない。



山本家具製作の家具になる木材にも

そういう風に

ヒトを幸福な気分で満たすコトができると


すごくいい。