こんにちは、スタジオ こもれび／アルバムカフェ こもれび*さいとうみわです。
このところこちらへはInstagramのシェアが多く、ブログを書くのが久しぶりになります💦
二カ月ほど遡りますが（汗）、NAPA2022(*以降NAPA)プリントコンペに参加して来ました。
（審査ですので、室内での撮影や録音は禁止。当日の写真はこちらだけですm(__)m）
NAPAとはNippon Fine Art Photographers Associationの略。
要はアートとしての写真プリントのコンペで、ジャッジ（審査員）がリアルタイムで
審査を行うもの。主催は(株)プロメディアで、コンセプトは＜世界レベルのフォトコンテストの自国開催を通じて、日本人フォトグラファーのさらなる撮影スキルアップ、社会的ステイタスアップを目指す＞というものです。
＜公式フライヤーの画像をお借りしました＞
海外ではWPPI, WPE, Asia WPAなど既に開催されフォトグラファーが腕を競っていますが、日本ではなんと初。パシフィコ横浜での'PHOTONEXT 2022'との連動企画として開催されました。
'PHOTONEXT 2022'は6/7（火）-6/8（水）の２日間。
一方NAPA審査は6/6（月）-6/7（火）開催、PHOTONEXT2022最終日には入賞作品が展示されると共に、受賞者の表彰式もとり行われました。
コンペ会場の入場料としては、2日通し券が3,000円。一日だと2,000円になります。
こちらのコンペは大きく４つのディビジョン（部門）ごとに分かれ、更に細分化されています。
①ウェディング・ディビジョン
◎プレ・ウェディング＆ウェディング・デー
◎ウェディング・フォト・ジャーナリズム
②ポートレート・ディビジョン
◎ニューボーン、マタニティ
◎グループ、ファミリー、インディビジュアル（個人）、ペット
③クリエイティブ・ディビジョン
◎風景・自然・建築
◎オープン・クリエイティブ
◎コマーシャル
④プレミア・ディビジョン（学生部門）
実は私もエントリーさせて頂き（PHOTONEXTのチケット権も頂いており←後述）サロンの流れ的にも、ここは出すべきかと最終的に思い切り…） コンペ初心者なので前の方の審査かなと思いこみましたが、さにあらず。審査はディビジョンごとで、初日はなんとウェディング・ディビジョンのみ！
しかもエントリー数が多く、予定時間を越えて開催されました。
こちらのコンペ、締め切りが１週間延びたので、エントリーが少なめなのかな？と思ったのですが、 いえいえ。 お一人で何枚もエントリーする方、海外コンペでの受賞作を、ジャッジの評価の違いを知りたいとエントリーする方など、満を持しての開催という印象が強かったです（エントリー費は作品ごとにかかります）。
一般的なフォトコンテストとは異なり、プリントは規定サイズのマットに装丁して提出します。
点数は100点満点で、80点以上が入賞。点数は作品の裏に書かれるので、作品を返却希望であれば後日知ることができますが、ジャッジのコメントによるフィードバックはその場でしか知れないもの。なので、初日に会場で美しい作品を拝見し、評価をお聴きできたことは、撮ったことのない分野と言えど勉強になりました。
ジャッジは世界的につとにご活躍のフォトグラファーの方々（上掲フライヤーご参照）。こちらに、オンラインサロンでご教授頂いている故島永幸さんも名を連ね、審査委員長はかのDavid Edomonson氏が務められました。コンペというと語源がcompetition＞競争、なので、喧々囂々とはいかないまでも、舌鋒鋭い言葉の応酬があるのかな…という浅見がありましたが、総じて「ここをこうしたら良くなる」「勿体ない…」的な、あくまでそのフォト／フォトグラファーの上達のためのアドバイス。またジャッジ間で点差の開きが大きい場合は＜チャレンジ＞といって再審査のシステムもあり、その作品を支持するジャッジの発言は、擁護的な愛情すら感じられるものでした。ちなみ審査の際にはフォトグラファーの名は伏せられ、万一ジャッジがその作品に覚えのある場合は、控えのジャッジと交代し、公正を期します。
私は上掲の人撮りをしておらず「クリエイティブ・ディビジョン」にエントリー。
諸々続き遠方の絶景の類も撮れていなかったので、連休にトライするも、激しい渋滞とアレルギーで撃沈…。以前に撮れていたものを出しましたが、結果は78点でした。
撮影等も入り最終的にギリギリとなり、レタッチは自分で。プリント依頼も間に合わず、大急ぎで探した先へクリスタルプリントをお願いしましたが、それが残念なことに…。ただ会場にいらした方に後から伺えたことには、「綺麗な仕事をしている」とコメント下さったジャッジの方もいらしたそう。企業様の撮影もさせて頂いていて、何気なく見える写真も、草花の枯れや傷み、角度や明暗差等各種レタッチは都度しっかり施し整えているので、嬉しく思いました。また思わぬ評価を頂けただけに、勿体なかったとも…
またじっくりと良い写真が撮れることあれば、今後エントリーを考えたいと思います。
存じ上げている中で入賞されている方も多くいらっしゃいましたが、特に人物をオールラウンダーで撮られている方が多い印象を受けました。
PHOTONEXT最終日に展示された作品を拝見すると、一見して絵と見まごうものも。フォトコンテストと等で一般的に見られる人物写真が、一瞬の笑顔や表情、アクシデンタルな動作 等を写したドキュメンタリー要素が強いことに対し、コンペのプリントはあくまでアーティスィックであること。必ずしも被写体の関係性がリアルでなかったり、各種レタッチが（ルール内で）有効であったり。そういう意味では、お隣に飾られていた「家族写真プロジェクト」の展示写真とまた異なったものであり、所見の方には、従来の写真のイメージと違和感を感じられる方もいらっしゃるかも知れません。私は幼少期アトリエで絵を習っていたこともあり、今もアートは好きで、そういう意味では有意義な芸術鑑賞をさせて頂きました。（写真も絵もpictureと訳されますが📷）
最後になりますが特筆すべきは、こちらのコンペの運営がボランティアによりされていること。
フォトグラファーでありながら、前職がSEの方はスコアインプットと表示システムの構築を、また司会の方は審査及び表彰式のMCを（なんとご自身が受賞されるという、印象的な一幕も！）and more…
前例のないことに試行錯誤の連続だったと拝察しますが、皆さまお疲れさまでございました✨
＊「フォトコンペNAPA」募集要項のページに、入賞作品が掲載されていました。
For your reference;
2021年2月20日（土）-21日(日） HAPPY MEMORY DAYS'＠ららぽーと柏の葉 開催！前回同様「思い出広場アルバムカフェ」へキット納品の形で参加させて頂きます。 こちらのイベントは終了致しました
撮影・編集、ライターとして取材・ライティングなどさせて頂いております (🌹柏高島屋ステーションモール様HP内レギュラーコンテンツ 『カシまっぷ』 ／ Facebookページ ／Instagram での『柏周辺のおススメお出かけスポット紹介シリーズ』（現在『ちょっと素敵なジモトスポット♪』として展開）等の撮影を担当させて頂いております（2019年3月後半より）
📷2019年9月後半～2021年2月 Instagramの商品撮影もさせて頂いております
（一部を除く）
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）
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