長野の発砲事案を受けて、警察庁から銃の保管状況を臨時検査するよう、通達があったそうです。

 

あったそうです というのは、別に私が通達文を見たわけではなく、豊和精機さんのツイッター(?)で書かれていたから。で、実際、事前に連絡があり、日時調整がありました。

 

噂にあるみたいに、いきなり訪問とかは、あり得ません。今回もいつが良いのかという事前調整。仕事の都合上、1~2週間後かなぁ、、、とか思いましたが、なるはやが良いんでしょう?と聞くと、可能な限りお願いしますと。

 

通達があったのかとか、そんな無駄な行為、上層部は何も考えずに振り回される末端は大変ですねとか、思ったことを口にすると言われた方も答えに困ると思いますので、胸の内に仕舞っておきました。

 

 

 

私の猟友関係では、お隣の石川県、遠く離れた岡山県、徳島県周囲では、順次、実施されているようです。同じ地域の方々でも、連絡を受けている人やそんな話は周囲からも聞いたことが無いと言う方々と、別れます。仲間内では、「そりゃぁ事件を受けての検査だから、一番ヤヴァそうな輩から順番に検査しているんだろう」と笑っています。

 

 

さてそんな保管状況の臨時検査。内容はいつもと変わりませんでした。

 

・前回の報告書と齟齬が無いか、変更無いか

・銃の数

・ロッカーの固定方法、鍵の管理状況の確認

・装弾ロッカーの管理

・残弾の有無、管理台帳の確認

・同居家族への聞き取り

・近所への聞き取り

 

近所や家族の聞き取りは、地域によって差があるようです。が、いつもと同じ内容なので、特に構える必要も無く。というか、これ以上厳しくしようが無いですけどね。

 

 

福井市内、福井県内でも実施時期とか流れとか、所轄によって大きく違ってくると思います。私みたいにアブナそうな輩から順番に、、、でしょう。

 

 

そんな中、兵庫県で警察官が玉袋をスーパーに落とし物するという事案が。

 

 

 

 

玉袋を落としたという事実より、次の日まで気づかなかったとか、大事なモノを複数ポケットに入れるということに驚き。おそらく、普段はそういうコトをしないのでやらかしてしまったという事でしょう。

 

私は財布とか身分証とか、頻繁に出し入れするモノを入れるポケットに、他の物は入れないようにしています。出し入れの際に、一緒に入れてあった物を落としてしまいますから。でも記事にあるように慌てていていつもしないことをしてしまうと、注意を払えなくなってしまうんですよね。

 

そして弾を装填せずにポケットに入れるなど普段しないことをするから、夕方に銃を片付ける際も認識できなかったと。

 

まぁそれより、玉袋という物体の存在に驚きですね。自衛隊など弾薬を扱う業種では、袋などと言う不可視の容器に弾を保管することは無く、5個ずつとか10個ずつ並べて挿しておくような、弾がある事が一目瞭然であり、数を数えやすい容器に保管するのが常だと思っていました。

 

こういう事案が発生すると警察叩き、公務員叩きが横行しますが、日本人は叩いて誰かに責任を取らせて終わりという、世界的に見てもクズの見本みたいな民族です。世界的には、個人を処罰する事よりも管理体制の見直し、規則の改正を優先します。ぶちゃけ、個人を処罰しないことさえあります。業務の流れを定めた管理規則に抜けがあったから、このような事故が起きたのだ。だから責任は個人では無く管理規則にある。。。と。

 

玉袋、無くさないようにしっかりと身につけておきましょう。

 

 

 

 

スーパーのレジで落とす? 巡査部長が拳銃実弾を一時紛失、店が保管

兵庫県警は16日、西宮署地域2課の男性巡査部長(49)が、拳銃の実弾が複数入った袋を一時紛失したと発表した。

 西宮署によると、15日午後0時10~20分ごろ、巡査部長が昼食を買うために立ち寄った西宮市内のスーパーのセルフレジで落としたとみられ、直後に店舗の関係者が拾って他の拾得物と一緒に保管していたという。店舗からは署がすでに回収した。

 巡査部長は24時間の勤務を終えて署に戻った16日午前9時半ごろ、紛失に気づいた。勤務開始の15日午前8時半ごろ、署で拳銃と実弾を受け取った際、すぐに拳銃に実弾を込めるとされているにもかかわらず、署内の勉強会に参加するため弾をポケットに入れ、その後も拳銃に込めたと思い込んで勤務していたという。

 同署の財田資之副署長は「今後、このようなことがないよう拳銃の厳正な取り扱いについて、指導を徹底したい」とコメントした。