岐阜にある自衛隊射撃場で乱射事案が発生しましたね。現時点で2名死亡、1名重体。


 



さて、長野の立てこもり 民間人2名刺殺、警察官2名射殺の事案では、頭の悪いワイドショーの自称タレント連中とか自称専門家連中が 「銃の保管や弾の保管などを第3者に行わせるなどの規制が必要だ」 といき巻いていましたが、その頭の悪い連中は自衛隊の事案をどのように評論するのでしょう?


長野にしろ自衛隊にしろ、道具の問題ではなく、人の問題です。先述の、頭の悪い自称犯罪心理学専門家が言うように銃を規制すれば何とかなるのなら、今回、自衛隊の事案は発生していません。


自衛隊は銃を組織で管理しています。


そして射撃場でも米軍のような個人間理ではなく、組織管理です。世界中の軍隊で日本だけでしょう。


射場指揮官、安全係等、複数の幹部が統制して、銃を1カ所に集め、実際に射撃を行う隊員以外は銃にさわらないようにしています。


弾もしかり。これから射撃をする隊員に対してのみ、必要な数をしっかりとダブルチェックして渡し、そのまま統制して射座に入らせます。民間の射撃のように、好きなだけ弾を持って好きなように射座入りするわけではありません。


数人毎の射手に安全係を付け、安全係数名毎にそれを統率する係りを付け、、、と、管理を徹底します。


基本的に、射手一人に対してコーチを一人付けます。


射場にはビデオカメラを設置し、弾の受け渡し、その後の行動を撮影し、弾の紛失などがあればビデオで確認がとれます。


射撃の後は空薬莢をすべて回収し数を合わせます。



それだけの管理をしていても、こういう事案は発生するのです。


銃を警察や銃砲店の預かりにしろとか、弾を自宅保管させるなとか、全く意味はありません。


ワイドショーで言いたい放題いってる自称タレント、自称専門家には、今回の自衛隊事案をふまえた説明をして頂きたいモノですね。



【速報】陸自射撃場で銃発射、死者2人に 新たに男性隊員の死亡確認 18歳隊員は殺人未遂で現行犯逮捕 岐阜市


配信

FNNプライムオンライン

男性隊員が自動小銃を発射した陸自射撃場(午前11時ごろ 岐阜市)

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