感染拡大が収まらない日本。福井県は感染源を特定して感染拡大を押さえ込む努力をしていたわけですが、まさか全国的に全くなされていなかったとは。。。


 防疫で大事なのは感染源の特定と対応です。

 もちろん感染が拡大していく末端に対応して感染の増加を防ぐのも大事ですが、原因を止めないと話になりません。


 水道の蛇口を開けっ放しで、床にこぼれた水を一生懸命拭き取っても意味がないようなものです。


 福井県はそういう防疫の基本をちゃんと理解しているようで、感染源の特定、再発防止策をちゃんと考えて、拡大を防ぐ努力をしてきているようです。


 が、まさかの首相発言。そういうデータが初めてだったとは。。。

 まぁ、福井の感染者数が比較的少ないのは、地域住民の特性もあるかもしれません。


 福井は田舎なので、感染者が発生すれば村八分にされます。若い人とか学生はあまり気にしないでしょうけど、少数派です。


 それに対して都会はバカが多いですね。都会人って、もともと都会に住んでいる人は少数派で、都会にあこがれて田舎から出てきた人の方が多いです。
 
 で、そういう都会にあこがれるという人たちは、夜の町で飲んで騒がないとストレス発散できない、生きていけないという不思議な思考回路も持ち合わせています。そりゃぁ、感染拡大が止まらないでしょう。




首相、感染対策と経済両立の「福井モデル」に関心…知事説明に「こういうデータは初めて」

2021年5月16日 (日)
読売新聞

 菅首相は15日、福井県の杉本達治知事と首相公邸で約1時間にわたって会談した。福井県が進める新型コロナウイルス対策と経済活動再開の両立を図る取り組みを聞き取り、緊急事態宣言などの「出口戦略」を探る狙いがある。

 福井県では、新型コロナ対策として、感染経路を割り出す積極的疫学調査に力を入れている。その結果、4月の感染者286人のうち、242人(約85%)の感染原因が「マスクなしの会話」によるものと特定。感染対策にマスクが極めて有効と判断し、マスク会食の推進店に10万円の奨励金を交付し、「Go To イート」事業の食事券利用を容認するなど、独自の経済再開策を行っている。

 会談では、杉本知事の説明に対し、首相は「こういうデータが出てきたのは初めてだ」と述べるなど、強い関心を示した。会談後、杉本知事は「今は緊急事態宣言下で感染者数が減らない状況だが、次の対策を考えてもらう一助になればいいと思う」と記者団に語った。会談には、加藤官房長官と西村経済再生相、田村厚生労働相、赤羽国土交通相が同席した。

 政府は今回の会談を踏まえ、積極的疫学調査によるデータ収集・分析の全国的な強化を検討する方針だ。