いいでしょ!新しいぐろーぶ!!
しかしそんな日々もつかの間
本日我がF800Sは総走行距離7万キロを迎え、バイク界の過走行車として順当に成長しています。
しかし何度も言うように、車検と消耗品の交換を控えており今後かなりお金がかかる予定です。ワゴンRのように買い替えようにもこれに匹敵する格安車体は存在せず、2年しか乗ってないのにもったいなさ過ぎる。
やはり問題はコレなんですよね。ドライブベルトの劣化が目に見えて進行しています。数か所は細かい亀裂のようなものがあり、いつかは裂けて破断してしまいます。そのいつかはいつ来るかわからないのですが、走行中にはじけ飛んだらとても困りますよね?だからメンテナンスをしないといけないんです。
が!このベルトあほほど高いねん
適当に部品だけで見積もりしてこの親切価格!ハブダンパーも4つ交換すればたったの10万円!!!!!
寝ぼけてんのか???なんなら去年より値段上がってるし・・・
もちろんディーラーに出したら車検費用込みで適当な250ccなら買える金額になるでしょう。
BMWに限らずベルトドライブの最大のデメリットはベルトがめっちゃ高いことです。F800Sはベルトが1本で済んでますが、ハーレーのエンジンだとミッションが別にあるので、ドライブベルトのほかにプライマリーベルトの交換が必要です。そしたらベルトだけで10万は飛ぶことになります。場合によってはハブダンパーやプーリーも交換ですのでもっとかかります。
ちなみにF800シリーズにはF800Rという兄弟車がいます。F800GSの流れをくむネイキッドタイプのバイクですが、こちらはチェーン駆動となっていますので、交換インターバルの比較ができます。
F800S
ベルト:5万キロ 7万円
プーリー:よっぽどでない限り交換しなくてよい
メンテナンスフリーでほぼほったらかしでも大丈夫
F800R
チェーン:2万キロ 1万円
スプロケット:できればチェーンと同時に交換 前後で1万5千円くらい?
チェーンなので注油をサボると劣化が早くなる
と考えればベルトの若干高いけどチェーンメンテから解放される分でコスト的にはどっこいどっこいです。が、少しずつこうsとがかかるチェーンに比べて、いきなりドンとベルト代がのしかかかるため、切れかかるタイミングで乗り換えて次のオーナーに押し付けたくなる気持ちも生まれるでしょう。
おれみたいになるで
あっちなみに社外品とかそんな甘い考えは捨てましょう。自動車用のタイミングベルトの流用であることは突き止めたのですが、コンチネンタル製なので結局海外から輸入する羽目になり純正部品とあまり値段は変わりません。
なによりもまず純正以外は入手困難です!
ちなみに何の車のタイミングベルトかというと、ルノーのメガーヌセニックとかカングーのエンジンに使われてます。
ボルボが開発したエンジンで、もちろんボルボや仏車に多く採用されてます。F9Qという1.9Lの微妙なサイズのディーゼルエンジンのルノーがそもそも日本におらず、幅34mm歯ピッチ11mm歯数173のバカ特殊な規格のタイミングベルトが日本産業規格で作られているはずもなく(30mmか40mmのベルトが多くピッチも14mmが多い)国産品で代用することはオーダーでもせんかぎり不可能です。
ウェビックで社外のベルトも売っていますが、結局コンチネンタルの同じベルトをなんと1万円も割高で購入することになります。(国内に在庫があるのですぐ買えるのはありがたいのですが・・・)
まぁ最悪ベルトだけ交換して、ハブダンパーは最悪盛ったり2ストオイルに着けてふやかしたりして何とか工面すれば出費は最低限に抑えられるでしょう。交換は決して難しくないですから。