時が経つのも早いもので、F800Sを購入してから2年、4月で車検が満期になるので、陸運局にお金を捨てなければなりません。ディーラーメンテをするとお金が大量にかかる気がするので、ユーザー車検で通そうと思います。中古車新規も通したことがあるので余裕でしょう。

ワゴンRの時は事前点検をめんどくさがって車検後点検という形で定期点検記録簿の提出を省略していましたが、バイクなら点検ぐらいできるだろうと思い、今回は事前に記録簿を作って車検に挑みたいと思います。

 

 

定期点検というと1日でやる必要がありそうですが、別に1日1時間で完結しなければという法律はありません、あくまで仕事の話です。なので空いた時間に少しずつ部品を交換して、記録簿は最後に書けば問題ありません。

今回はブレーキフルードを交換していきます。

 

 

リザーブタンクの中にはどこから侵入したかわからないゴミが浮いていることがあるので、掃除をしてフルードを足します。その後フルードが入れ替わるまでエア抜きを続けます。

 

 

タンク内のフルードはあまり汚れた感じはしませんでしたが、ブレーキラインの中は結構変色しています。バイクのブレーキフルードはDOT4なのでかなり湿気を含んでいるはずです。最低でも車検ごとには絶対交換した方がいいです。タッチも結構変わります。

 

 

タンクパッドも以前から気になっていたので、安物を購入して張り付けていきたいと思いますが、F800Sは形状が独特なため、国産車のセオリーが全く通用しません。

例えば、本来は写真のようにダミータンクに張り付ければ見た目はよさそうですが・・・

 

 

このように管理人の短足ではまったく意味がありません。F800Sはフレームにラバーが張り付けられており、そこをグリップするのですがカチカチすぎてまったくグリップ感がありません。

 

 

加工するのも面倒くさいので、左右逆にしてこのように貼り付けます。

根元の方しか足は届きませんが、表面のブツブツが効果的でグリップ感が一気に増しました。

 

本日の定期点検整備はここまで。オイル交換は今回はいいかなと思います。

それよりもタイヤがかなり劣化しており、前後とも2015年のAngelSTで、フロントは溝のヒビから若干ワイヤーが見えています。車検に通らない可能性があるどころか、普通に雨の日が怖いので交換する予定です。やっぱり前後交換しないとダメかな。

あとはドライブベルトとハブダンパー。推奨交換時期はとっくの昔に過ぎて7万キロに到達しようとしています。まだ問題なさそうですが、ふとした時に切れても困るので、この辺は車検が済んだタイミングで何とかしようと思います。