結局、現代アニメの一番の問題点は、『けいおん!』(いわゆる萌え系)や『鬼滅の刃』(いわゆるアトラクション系)のような中身のないアニメが爆発的なヒットを遂げたことによって、アニメ全体がその手のジャンル一色に染まり、当てずっぽうのヒットばかりを狙って、それ以外のものが結果的に排除されているということにあります。

 本来、そうしたジャンルは量産されないからこそ希少価値として残るものなのですが、それが、今の異世界なろう系のように量産型になれば、価値が下がるのは当たり前の話なのです。
それに、その手のジャンルがアニメ全体を一色に染められても、その手のジャンルが合わない人とその手のジャンルに飽きた人が出てくれば必然的にアニメ離れが加速するものです。

要はアニメファン層の人間が馬鹿だということですよ。
もう今後、アニメ文化が持つことは10年ないでしょう。