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時代背景とモデルになっている人物たちについて事前に予習した方がより深く味わえる作品
浦井健治に唸らされる
海宝直人も木下晴香もいいが、イ・ユンの木内健人が上手いな、ひねくれているけれど、セフンへの師の愛があったわ

ファンレターだけでヒカルに恋したヘジンの抱えた孤独は作家としての才能ゆえなのかもだけれど、思い込みの強さには嫌悪感も覚えた

もともとの脚本からなのだろうけれど、ヒカルの
造形がなんだか腑に落ちなかったんだよな

イユンのモデルの李箱はミュージカルsmoke等で知ってる人も多いだろうけれど、
まぁ空っぽの状態で受けとればいいとも思うけれど、この作品は、やはり、日本の加害の歴史を知った上で観た方がいいと思う

公式サイトより
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Introduction
本作は韓国創作ミュージカルを代表する人気作であり、2016年の初演以降、韓国で度々再演を続け、中国でも14都市で上演。この度、いよいよ待望の日本版初演となる。

1930年代の京城(現在のソウル)を舞台に、“ファンレター”をきっかけに文人たちの世界に入ることになった、ある孤独な文学青年の成長を描いた物語は、美しい音楽と叙情的なセリフで紡がれ、文人たちの芸術と愛を通じて観客たちに暖かいヒーリングと感動を伝える。

作家を志す孤独な青年セフンに海宝直人、彼に寄り添うもう1人の人物ヒカルに木下晴香、セフンが憧れる小説家ヘジンに浦井健治という実力派俳優達が挑み、日本演劇界を代表する演出家・栗山民也が演出を担う。

※本公演は、韓国の歴史と文化が込められた作品を尊重し、韓国オリジナル公演第四弾 (Coex Artium 2021~2022 ver.)の台本及び音楽のスモールライセンスを基に許諾された内容のまま上演いたします。

Story
さよなら。私の光、私の悪夢。
1930年代・京城。セフンはカフェで驚くべき話を耳にする。亡くなった小説家ヘジンと恋人の“ヒカル”が共作した小説が出版される、しかも謎に包まれたヒカルの正体まで明らかになるという。セフンはヘジンの友人でもある小説家イ・ユンを訪ね、とある理由から出版を止めるように頼む。だがイ・ユンは頼みに応じないどころか、ヘジンがヒカルに最後に宛てた手紙を持っていると嘯き、セフンにヒカルの謎を明かすよう迫ってくる。なんとしても手紙を手に入れたいセフンは、隠してきた秘密を語り始める—。

東京に留学していたセフンは、自身が日本で使っていたペンネーム「ヒカル」の名前で尊敬する小説家・ヘジンに“ファンレター”を送っていた。手紙のやり取りを通して2人は親しくなっていく。
その後、京城に戻り新聞社で手伝いを始めたセフンは、文学会「七人会」に参加したヘジンと出会う。だが、肺結核を患っているうえにヒカルを女性だと思って夢中になっているヘジンに対して、ヒカルの正体を明かすことは出来なかった。これまでどおり手紙を書き続け、完璧なヒカルであろうと決心をしたセフン。ヒカルはどんどん生きた人物になっていく。
そんな中、セフンが書きヘジンに送っていた小説がヒカルの名前で新聞に掲載され、ヒカルは天才女流作家として名を知られ始める。ヒカルの正体が明らかになることを恐れたセフンは―。

Cast
チョン・セフン 海宝直人
ヒカル 木下晴香
イ・ユン 木内健人
イ・テジュン 斎藤准一郎
キム・スナム 常川藍里
キム・ファンテ 畑中竜也
キム・ヘジン 浦井健治

Staff
翻訳 ⽊村典⼦
訳詞 ⾼橋亜⼦
演出 栗⼭⺠也
⾳楽監督 ⽵内 聡
歌唱指導 やまぐちあきこ/⼭川⾼⾵
振付 新海絵理⼦
美術 松井るみ
照明 ⾼⾒和義
⾳響 ⼭本浩⼀
⾐裳 前⽥⽂⼦
ヘアメイク 佐藤裕⼦(スタジオAD)
演出助⼿ 鈴⽊ひがし
舞台監督 佐藤 博
音楽コーディネート 東宝ミュージック
バンドコーディネート ダット・ミュージック
稽古ピアノ 中條純⼦/若林優美
制作 藤田千賀子
プロデューサー 服部優希・松本宜⼦