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尾上右近の自主公演『研の會』
今年は摂州合邦辻の玉手御前と眞秀を仔獅子に迎えての連獅子、初の親獅子
あっという間の玉手御前と連獅子
親子でない連獅子には愛しかない

摂州合邦辻
右近の玉手御前、義理の息子たちを守りたい母親の愛というよりも、元主君の若君たちを守ることに一途な娘のようであり、何故か六段目の勘平がよぎった
俊徳丸へ無自覚な恋心もあるんだろうなぁ

それにしても猿弥の合邦に泣かされた、娘の告白を聞いた時の訳がわからずキョトンとしているようにも見えて、一途さが父娘だなと

連獅子、これまで4人の親獅子とやってきた右近が初めて眞秀の仔獅子の親になる
最近は実の親子が踊ることが多く、上演機会も多い連獅子だけれど、こんなに愛しかない連獅子は初めて観た、眞秀を贔屓したくなっちゃうじゃないか
実の親子ではないからこそ、愛だけを注げるのか、右近だからなのか
宗論の鶴松好き

けんけんの歌舞伎を観ると歌舞伎を観たくなるスイッチを押されちゃう
(ミュージカルのチケット代高騰もあって観劇をおさえ気味にしているのに)


テレビ朝日のカメラも入ってたので、放送楽しみ😊