咲ちゃんの退団公演となる雪組ベルばらフェルゼン編の先行画像が出て、ひゃ～～っとなっておりまする～～
でもこの画像が出たということは、彩風咲奈の退団がまた一歩近づいたと実感させられて寂しい・・・、いや何もなくても一日ずつその日に近づいてきてるのだけれど・・・
ということで、なんとなく宝塚のベルばらの思い出をつらつらと書いてみようかなと
未知の世界の宝塚に誘ってくれた大学の寮の友人が予習用にとビデオテープを貸してくれた。それが、1989年雪組の平成のベルばらアンドレ編。
当時の寮はホールにテレビとビデオデッキがあったので、わくわくしながらVHSのビデオテープを再生してみたところ・・・・
じゃ～～んのタイトルの後に、そう、始まるのですよ、ごらんなさい🎵が、ピンクの鬘にピンクのフリフリドレスので、シャンシャンもって、ごらんなさい💕ごらんなさい💕
な、なんだこれは！！！！！！！！
・・・耐え切れずに再生停止
ということで、何も予習しないままに初宝塚へ臨み、あっという間にハマったわけですが、寮に帰って、宝塚凄かった！！と興奮して語り、興味がある面々と改めて平成のベルばらのビデオを見ることに。
すると、あら不思議、ごらんなさい🎵もなんなく乗り越えて、杜けあきアンドレと一路真輝オスカルと鮎ゆうきロザリーの世界に浸れたという。
このアンドレ編、平成以降のベルばらの中では物語が良くできていると思う。ちょいと杜アンドレはお節介だけれど、フランス人形よりもかわいい鮎ゆうきのロザリーの物語を縦軸に、よく知られたベルばらの物語が展開していく。
この時にベルナールが私の中の永遠のNo.1贔屓の古代みず希さん💗
また特出してた紫苑ゆうのフェルゼンの美しさと貴公子っぷりに唖然
で、そのまま、日向薫フェルゼンと毬藻えりのアントワネットの星組ベルばら、大浦みずきフェルゼンの花組、涼風真世オスカルの月組とビデオで全部見せてもらうこととなる。
踊るフェルゼン編の花組では真矢みきのオスカルが可愛くて、アントワネットのドレスで踊るひびき美都さんにびっくりして、包容力の塊の美形アンドレの朝香じゅんさんに心を奪われ、月組では涼風真世オスカルの唇が💗に見えて、しばらくカナメさんのことを「唇ハートさん」って呼んでたわ(笑)、まだ研５だった天海祐希のアンドレはまだぽちゃぽちゃしてたけれど、麻実れいのアンドレですら研6だったのだから、天海祐希はやはり規格外の凄さよな
ベルばらは上演の度に脚本が新たに書き換えられてしまうので、映像で見てもやはり初演の昭和のベルばらが物語としてはまとまっている、再演以降は・・・なかなかとんでもないことになっていってるし・・・
そうして、東京宝塚劇場が立て直しとなり、新劇場の杮落しシリーズでベルばら2001は宙組と星組。オスカルでこれが退団公演となった稔幸は東京公演の千秋楽の楽屋入りは本物の白馬に乗って登場！！映像で見ただけでも忘れられない光景。ノルさんは公演中に右手首を骨折して、しばらく左手で剣を握ってたんだよな。この時の稔幸オスカルと香寿たつきアンドレの並びがとても好きです。ただ、星奈優里アントワネットの相手役のフェルゼンが安蘭けいでこのメンバーの中では体格差も学年差もあって、とてもバランスが悪くてとうこちゃんのことちょいと心配したり。。。
和央ようかフェルゼンと花總まりのアントワネットの宙組は、そうだ！このベルばら2001は横尾忠則がポスターデザインしていて、いまいち気に入らなかったんだった
オスカルとアンドレは彩輝なおと水夏希がそれぞれ役替わりで、水オスカルと水アンドレの組み合わせ観たかったと無理なことを思ったり。この時に花總まりは姫役者だけれど、アントワネットは違うわねと。最後の断頭台とか流石なんだけどね。青きドナウを歌うために流石の花ちゃんも少し肉を付けたのか、この時の花ちゃんが一番ふっくらしてる気がする。
2006年は雪組、星組。星組は劇場では見られなかったんだよな。雪組は6列目くらいのセンター席で見させてもらったのだけれど、朝海アンドレが乗ったペガサスが飛んで、えっと、どうしよう・・・どうしよう・・・わらっちゃう・・・どうしよう・・・でもこんな近い席で・・・でもどうしよう笑っちゃう。。。。と困りまくりｗｗ。贔屓の未来優希がベルナールだったのだけれど、植田先生お得意の説明台詞と沢山担い、既にトップ娘役の舞風さんとは夫婦だし、なんだか色々といたたまれなかった公演でした。。。
外伝は観てないので、次は2013年の雪組、月組。アントワネットの人形振りとか？？の雪組は早霧せいなのオスカルはとても好き、フェルゼンの妹が夢華あみちゃんでとても良かったのでつくづく勿体ないと悲しくなったことを思い出す。あのジュリエットが本役ではなく新人公演だったらとどうしても考えてしまう。
月組は・・・馬車のゴンドラがねｗｗｗ。２階最前列センターでゴンドラの破壊力ったらなかったわｗｗｗｗｗ。ベルばらは様式美ではあるけれどさ・・・
さてさて、今年のベルばらはどうなることやら、楽しみと不安と楽しみと寂しさとで今は複雑ですが、彩風咲奈のフェルゼンに夢白あやのアントワネットは、きっと間違いない舞台を見せてくれると思うのでどうぞ変な脚本にしないでねと祈るばかりです。でもまぁ植田先生の生徒愛で退団者を輝かせてくれる術は信頼してます。