ねじまき鳥のクロニクルの演出家インバル・ピントが最終日に登場ということで、ねじまき鳥のクロニクルのキャンペーンで招待券が当たったので、友人を誘って行ってきた。

 

 

美術館や博物館は好きだけれどなかなか経験がなかったアートイベント、11時のオープンからほぼ終了時間までいたけれどそれでもまだまだ見足りず、それでも刺激が多すぎて自分の中で消化するのに時間がかかっている

いやー面白かった!
openの11時からたっぷりartに触れて大満足!考えさせられる展示も多くて帰ったらゆっくり反芻しよう
 

 

 
 

展示の風船爆弾は膨らんだり縮んだりを繰り返す

第二次世界大戦中に日本が作った風船爆弾、大きすぎて日劇の広い空間を使って作られていた風船爆弾、バカバカしくて言葉もない風船爆弾

竹内公太さんの作品
映像を見ているうちに気づけば萎んでしまった風船爆弾が名残惜しすぎて、変える前にもう一度見に行った風船爆弾

 

 

わかりづらいけれど手に持っている植木鉢にカメラがついていて、リアルタイムで映像を送り見せながらのパフォーマンス
 

母と娘の展示、1989年のベルリンの壁の崩壊からの激動の時に現地で記録された写真と現地で宿った娘による母へのインタビュー、あの時代、世界が動くあの時代、SNSが無かった時代に新聞とテレビから必死で何が起きているかを知ろうとしていたあの時代、1992年に訪れたベルリンのあのブランデンブルグ門の光景がよみがえり、そこから今まで続く民族紛争の現実に、静かな展示なのに、お前は今どう生きているのかと大きな問いを投げつけられた作品

 

 

コロナ禍の真只中にポーランドで起きた人工中絶の全面禁止、そのポーランドでブログを綴る女性との往復書簡の映像作品。日本でも100年以上前の1904年明治時代につくられた「堕胎罪」がいまだに残っている現実(なお中絶は「母体保護法」に基づき行われている)、事が起きた時に母親のみが罪を問われ、存在が透明化する父親なのに中絶拒否権を持ついびつさ(今でも中絶にパートナーの同意書が必要なのはこのせいだよね)

自分の身体なのに自分の自由にならない。。。機会があればぜひぜひ多くの人に見て欲しい作品。

古い法律を変えるにはどうすればいいんだろう?まずは色々調べてみよう

 

住吉明子さんの作品がこれまたたまらなく魅力的

 
そして極めつけ!!田島享央己氏のキャンパス画の猫よ!!!
ほんと宝くじでも当てて臨時収入があったら衝動買いしたかったよ~えーん
ラムチョップはジューシーで香り高くペロリ
そして羊肉の水餃子!むっちり皮の肉にくしい水餃子照れラブ
誰の作品か忘れたけれど、この子の目が訴えかけてきませんか?