狂言大蔵流「樋の酒」
能金春流「天鼓」
久しぶりの能と狂言面白かった!
公演前にプレレクチャーがつくプランに参加したのだけれど、実際に使われる能面を間近で見せて貰ったり、天鼓の見処、金春流のあれこれを教えて貰えたので、いつもよりあちこち気にしながら楽しめた。
能金春流「天鼓」
久しぶりの能と狂言面白かった!
公演前にプレレクチャーがつくプランに参加したのだけれど、実際に使われる能面を間近で見せて貰ったり、天鼓の見処、金春流のあれこれを教えて貰えたので、いつもよりあちこち気にしながら楽しめた。
金春流が秦河勝に始まるとは知らなかった!伝説とはいえ聖徳太子の時代だよね、日出処の天子を思い出したわ
そして袴の結び方が一般的な縦結びではなく蝶々結びでこれは江戸時代に柳生宗矩との交流があった影響とかで、おー柳生十兵衛のお父さんまだ!とか色々繋がってて面白い
そして袴の結び方が一般的な縦結びではなく蝶々結びでこれは江戸時代に柳生宗矩との交流があった影響とかで、おー柳生十兵衛のお父さんまだ!とか色々繋がってて面白い
狂言は主人の留守中にあの手この手で酒を飲む話で酒を呑んでご機嫌になる太郎冠者と次郎冠者が可愛い?🤣
狂言を見てると芝居ってそんな難しく考えることないねって気になるわ
これが成立するのも狂言役者の芸あってこそなんだろうけど
狂言を見てると芝居ってそんな難しく考えることないねって気になるわ
これが成立するのも狂言役者の芸あってこそなんだろうけど
「天鼓」は天から鼓が降りてきて母親の胎内に宿り生まれた鼓の天才少年天鼓の物語
息子の死後誰も鳴らせない鼓を鳴らす老父
そして、帝が親子の情愛に感動して殺した天鼓を丁寧に弔わうと彼の亡霊がやってきて嬉しそうに鼓を打ち鳴らして舞う姿が可愛らしかった
しかしなぁ帝の我儘で天から使わされた天鼓が殺されるはやっぱりやるせない・・・
息子の死後誰も鳴らせない鼓を鳴らす老父
そして、帝が親子の情愛に感動して殺した天鼓を丁寧に弔わうと彼の亡霊がやってきて嬉しそうに鼓を打ち鳴らして舞う姿が可愛らしかった
しかしなぁ帝の我儘で天から使わされた天鼓が殺されるはやっぱりやるせない・・・
雅楽は貴族の、能は武士の、歌舞伎は庶民の娯楽だったということを考えた時に、能が死者が登場する幽玄の世界を描くことの意味をふと考えてしまう。
それにしてもなんといっても能は心地好いよね💕