月城かなと、れいこちゃんのギャツビー、なんだか面白い!いいね👍
彩みちるちゃんのジョーダンとても好き💕天紫珠李ちゃんのマートルも魅力的😊
初演のビデオを見すぎてて色々と思い出したりもしたけれど、今の月組の月城かなとのギャツビーで面白かった、愛を貫いたギャッツビーのハッピーエンドだった
風間ニックこんなものなの??と思ってたけれど事故の後のギャツビーとの二人のシーンからがおだちん真骨頂だね
 
「暗い夜の闇を長い間さ迷った、いつ果てるとも知らない泥沼を僕は這いつくばった」
主題歌『朝日が昇る前に』のこの歌詞を、杜けあきのギャッツビーではデイジーと別れてからの戦地での地獄と裏社会でのし上がってきたこの5年間の想いとして聞いていたのだけれど、月城ギャッツビーでは、あの初々しい日記を書いた少年の日から経歴を偽って危ない仕事も転々としたデイジーと出逢う前の彼の苦悩として鮮やかに描き出されて感動だった。
月城さん、案外根底に明るさと良い意味での能天気さを感じて好きなんだよね。ギャッツビーってデイジーへ一途な愛を貫いたけれど、冷静に考えるとストーカーだよねww。100年前の1922年だから入り江越しにデイジーの住む家が見える場所に住み、彼女に出逢うためだけに誰でも来れるパーティーを開くくらいで済んでるけれど、これが今だったら、普通に盗聴とかしそうww 隠し撮りの写真もいっぱい飾ってるくらいだから、カメラを仕掛けそうだしね(笑)
デイジーは出会った時18歳、娘を産んだ今でも23歳、100年前ということを考慮してもまぁ冷静になれなくても仕方ないか、運命の人に今でも深く愛されていることに浮かれてもいいんだけれど、ギャッツビーって1890年生まれだから(墓石に1890-1922とあった)、出会いが27歳で享年32歳。そう考えると色々と違う景色も見えてきて面白いわ。
でもね、れいこちゃんから感じるぽわんとした明るさがギャッツビーの純情に説得力を感じるんだわ。
杜けあきの色気があって影を持つギャッツビーとはぜんぜん違うけれど、どちらも好き
 
月城かなとと風間柚乃ってどこか見た目の雰囲気が似てて、前半こんなものなのかと思ってたけれど、上流社会には入れないニックの異質感は感じたし、なんといっても事故後のギャッツビーとの対峙が素晴らしかった。あとみちるちゃんとのジョーダンとのシーンが色っぽいのもいいねぇ。
 
光月るうさんのウィルソンが流石なんだけれど、どうしても古代みず希さんがオーバーラップされて、重なってみているみつよさんのウィルソンで泣いてしまったよ~~。
やっぱり古代みず希さんが私の原点なのよなぁ
 
輝月ゆうまのウルフシェイムは上手いね、でもさ、初演の高嶺ふぶきの「入れ歯差し歯の歯!!!!」とか「友情は生きている間だけ」とか抜群のコメディセンスに慣れ過ぎてて💦💦
轟さんのピロクシーもギリシャ彫刻のような美しい顔で無表情で面白い事言ってたからなぁww
いや、そこ求めるのは違うだろってわかってるんだけどね。
 
鳳月杏のトム・ブキャナンが女にルーズだけれど、デイジーにべたぼれで、ニックへの自分の方が過剰な友情とか面白いわぁ。足が長いからスーツがまた似合うしね💕
 
彩海せらちゃんことあみちゃんの月組デビュー、初演は和央ようかがでっかい子供でやってたルディを愛らしく、2幕冒頭のショーシーンではショースターとして銀橋での歌もありすんなり馴染んでてよかった照れ。新人公演も楽しみ~~。配信をちゃんと見られるように在宅勤務する予定(^^♪
 
プログラムの小池先生の言葉を読んでいて、素晴らしいなと思ったのは、1991年の初演では𠮷崎憲治先生で、2008年の瀬奈じゅんさんの時に新人の太田健先生に加わってもらって、そこから太田健先生は小池先生とのコンビでヒットを出していくのだけれど、今回は、新進の小澤時史先生に参加してもらってキーとなる新曲を書いてもらっている。
ミュージカルの肝は「音楽」だなぁと思い知らされた直後だけに、ベテラン演出家が新人作曲家と組むことの意義の大きさをしみじみ考えてしまった。