先月の「導かれるように間違う」が面白かったので、松井周さんの作品を観て見たくてこちらへ。
キッズプログラムで小さい子供たちも客席に沢山。
出演者は4人だけのシンプルな舞台
どうやら死んでしまったらしい3人の前に地獄の案内人が現れて・・・という物語
当日はKAATの芸術監督の長塚圭史さんと作・演出の松井周さんとのアフタートークがあって、そこで松井さんが自分はいつもダークなものばかり作っているという発言があったけれど、なんとなく納得。よくわからないものはわからないままの作品好きだわ。
 
白石加代子が凄すぎ。大体あの百物語の白石加代子がめちゃめちゃ可愛いんだわ。ピンクおかっぱ髪にピンクのスモックドレス💖 客席の子どもたちとのコミュニケーションが最高。コロナ禍なので声を出せなかったけれど、これは自由に声を出せるようになった時にもう一度見てみたいかも。
久保井研さん、湯川ひなさん、薬丸翔さんも上手かったけれど、これは松井さんが子供たち相手ということでちょっと考えすぎちゃったのか、怖がってしまったのか、どこかうまく乗れない瞬間もあった感じ。こどもって案外本質を見抜くから、大人が楽しめる良質な作品であればそのまま、素直な感性で楽しむからそれで良かったりするんじゃないかな。
 
けれど、松井さんの感性好きということが確認できたので、今度は目一杯ダークな作品も観てみようっと🎵
 
アフタートークで認識したけれど、いやなんとなく気づいてたけど長塚圭史さんはちょいと苦手。