やっと再開した2日間、そして迎えた千秋楽。無事みられてよかった。

最後の甲斐翔真くんの挨拶を聞いて、千秋楽だけでもちゃんと再開できて良かったと思った。

人は人で癒される。それは出演者どうしだけでなく、観客と出演者間でもそうだと。泣けたわ。

 

 

26公演中13公演が中止、再開の2日間も中河内さんとアンサンブルキャスト3名が休演。改めて事前収録された配信映像を見ると、あちこち変更されていて、再開までの苦労が改めてしのばれる。。。岡崎さんもGun係すごく頑張ってた、岡崎さんをはじめもう皆さんがいい顔されてて、それだけでも千秋楽観た甲斐があったわ。
 
一番後ろだったけれどセンターだったので、新原くんの龍の子が良く見えて彼の声のない演技がほんとうにいい。背中をそらす振りとか、首をかくかく動かすとか、案外ゆったりとした動きが多いのでかなりしんどいと思うけど、ちゃんとその動きで伝えてくれる。人ではないような鋭い眼差しと、ラストに向けて感情とともに揺れる眼差しに惹きつけられた。配信と比べると明らかに凄みが増してる。装置についての特別配信やアフトク視て思ったのだけれど、ちゃんと深く考えられる人なんだろうな。柔らかい持ち味の中に芯の強さと思慮深さを感じる。客観視できてるところもいいね。これからの活躍が本当に楽しみ。
 
それにしても、甲斐翔真の説得力よ。一人だけ世界の本質が見えている役をさせたら、甲斐くんが最高だわ。それだけに孤独を纏い哀しさがあるのだけれど。戦うことへの疑問、人を愛することを本能で知るじあら、色々ツッコミどころもある役だけれど、吹っ飛ばしてしまうわ。
上から観てて思ったんだけど、甲斐くんあともう少し手足を大きく使えるとダンスがより映えると思うな、群舞の時にちょいもったいないなと思ったんだ。
この作品に対する率直な思いとか色々聞いてみたいなぁ。それこそカフェで語りたい爆  笑
 
幹國の女性で踊りがとても好みの人がいて、特に腕の動きが好きだったのだけれど、どうやら堂雪絵らしい。覚えておこうっと。
 
そして、なんだかんだいっても岡崎大樹さんが好き💕を再認識しましたわ。

 

 

ということで、新原泰佑くんてニュージーズの時に一番可愛かった子ということがわかって、色々と妄想が止まりませぬ。

新原くん、ポーの一族、ニュージーズと出てるから、いつか、ヴォルフガングか1789のロナンとか来ないかなぁ。

 

デスノートのL観たい!
夜神月:甲斐翔真、L:新原泰佑
だったら通うわ!!
 

キンキーのチャーリーもいいね!
ロナンとんちゃんとW!!贅沢でいいね💗
どれから実現するかなぁ。楽しみ

 

朝からチームK配信視聴、このストレスのないカメラワーク、今回は3階席からしか観なかったのでアップで見られるのも嬉しいし、音響も調整されているから変なストレスない。

 結局、「脚本」以外は、全てがハイクオリティなのよね

 

そして、「銃」じゃなくて「Gun」とか中途半端に英語が混じるルー語が脚本の古さを物語るwww。次の戦ではなく「next」とかさww

 

 

 

 

 

 

ここからは脚本についてのツッコミなので、読みたくない方はご用心くださいませ。

 

 

 

 

 

初日に観た時に、甲斐くんのじあらと門山さんのクラウディアの若い二人が愛を知ったと思って観いたところに、祭りの説明、「愛」が禁じられた世界で子供を作るために、女は19歳になったら祭りに参加して、国の女になって20歳で国の子を産むという設定にはい??なに??それ、どこぞのカルト宗教じゃん!!。女が快楽を知ってよい子を産むとか、ほんと無理。

ひこぞうがクラウディアに「祭りの夜、お前を抱くぞ」とかいうのほんと無理。


大体「愛」が無い世界で、子どもたちは親を知らずに生まれて、国民共生学校(このネーミングのセンスの悪さ!!)で育つというなら、子作りにSexを介在させる必要ないじゃないか。人工授精でもしたらいいじゃん。しかも19歳になった女たちを残らず祭りに参加させるために狩り出しとかしてるんだよ。怖い怖い。

そして女たちはそれを光栄なことと思ってウキウキしてるって地獄か!!!

 

ひこぞうとじあらが敵国同士ながら、子どもの頃に国民学校を抜け出してきた共同地帯で出逢った幼馴染という!

まぁ二人が幼馴染という設定自体はいいと思うよ。でもかくれんぼの途中で、黙って家に帰るとかイジメ??悪質ないじめ??これで笑いを取りたいらしいけどひくわー

 

しかもよ、このあと衝撃展開が待っているのよ。

意味ありげなクラウディアの腕のリンドウのあざにより、ひこぞうの娘だと判明!え??娘??えっと、クラウディア18歳だよね、ひこぞうの年齢設定って祭りに参加して子作りしたのが女性基準に考えて19歳だとすると、37歳か38歳???

え??まってまって、そうするとじあらもアラフォー??

いやーもう無理!!!幼馴染のティーンエイジャーとアラフォー男の純愛とか無理無理!!!!気持ち悪すぎる!!!

 

あざがあったとして、なんで親子にしたかねぇ、兄妹でよくない??国を治めるからそれなりの年齢にしたいのなら、じあらとひこぞうに年齢差をつけてもよくない??

18歳のクラウディア、25歳くらいのじあら、30歳くらいのひこぞうでよくない??

 

ねぇきいてもいい?? じあらとくらうでぃあの出会いってどんなんだったんだろ?? もしかしてひとめぼれ?? 18のティーンエイジャーとアラフォーのおっさんが?? まぁありえなことはないけどさ、とくに少女が父親世代に憧れることはあるさ、でも逆って犯罪じゃない??

 

ねぇ、せっかく若い二人を主役に持ってきたんだから設定変えればよかったのに

 

あと、これもツッコミたい! 「神親殿の生誕祭が12月25日そこからさかのぼること十月十日、神親殿を仕込んだとされる2月14日」って言ってるけど、そもそも実際は最終月経開始から40週だから、12月25日生まれだと、大体3月20日が最終月経開始で受精はそこから2週間として4月3日とかだぞ

いや、所詮フィクションだし、ファンタジーだし、でもさぁ、詰めの甘さは気になっちゃうのよ

 

あと、りゅうのこくん、りゅうのこって属名だけで、自分の名前ないんだよね…かなしい…

なんで、神親殿が姉さんなんだろう??母親でよくない??母の呪縛から逃れるとかんがえると、龍の子の最後の選択も納得なんだけどな

 

愛する人との子を産みたいからと祭りから逃げ出したクラウディア、逃げると打ち明けられたなら一緒に逃げたらいいのに、彼女が捕まってから神親殿に歯向かうじあらにも??なんだけど、二人を助けに来たひこぞうとの「お父さん?」のやりとりが寒すぎる。

ひこぞうがむすめたちを助けにきて、そのひこぞうをかばってオリエが死ぬところまでは、なんだかなぁでもまだわかるのよ。その後、激昂したじあらが自分の国の仲間も敵国の人も構わず殺しまくって、はい??なぜ今??(いや、ロミジュリをベースにしてるってのがバレバレだから、そういう展開にしたんだろうけど、そこの必然性は全くないという・・・)、しかもそれに対して、龍の子がこれまでの戦と違って美しいとか言っちゃうし、ほんと意味不明。

そして、時を止めろと言った姉神親殿を殺して、龍の子が自分も愛が知りたい、この世界を終わらせて人を許すために自分の命をささげるって自殺するんだけど、何度見てもわけわからんですよ。

で、死んだと思ってた群衆は生き返って、でもじあらたちは死んだまま、そして生き残ったクラウディアが歌って終わり、いやはや

 

もう無茶苦茶なのに、場面場面で切り取ればかっこよく作ってあって、何より装置は見事だし、ダンスが本当に素晴らしいのよ。いや脚本以外はほんとハイクオリティで、素晴らしいのよ。

 

でもね、この脚本から透けて見えたのは、作者の若い女の子を性的に自由にしたいというおっさんのうすっぺらい性欲でほんと気持ち悪い。なんどか見たら好意的に観られないかとおもったけど、まぁ無理でしたわ。