中止になった2020年公演から少しキャストが変わって上演。

気になる章平さんにLE VELVETSの日野さんも出演ということで、やっと日生劇場へ。

 

いや~~楽しかった。ジョゼフを取り巻く芸達者で曲者揃いの男性陣が凄すぎる~~笑いが満載でした。またちょいと大きくなったようにみえる体型で切れキレで踊る大山くんに、暑苦しさ全開の中山さん、見る気が無くても目に飛び込んでくる原田さんの顔芸、相変わらず大きい章平くんと、まぁまぁそもそも兄弟たちが濃い濃い~~。

そこに楽しそうな村井国夫御大、ファラオ!!!のコニタン、芋洗坂係長とか大笑い。

日野さんも2幕でたっぷりソロもあって大満足。

 

ダレンさんの回り舞台を使った演出も軽やかで、エジプトのシーンでは後ろのオケも見せての華やかさで盛り上がる。平野綾ちゃんのナレーターも上手いし、子どもたちも可愛くて達者。

子どもたちへの読み聞かせのようなミュージカルなので、わかりやすくて楽しい。

でもちょっと全体的に曲のテンポというかリズムがちょいともっさり聞こえたのは残念。なんでだろ??

そして、主役さんの声が好みじゃなくて💦、上手、下手というよりも、観劇後にコメント映像を見てそもそもの「声」が好みじゃないのでごめんなさい。

 

2020年の自粛期間中にアンドリュー・ロイド=ウェーバーが48時間限定で色々な作品を48時間限定でYouTube配信した中にもちろん処女作のこの作品があって、明るくて能天気で中毒性のある曲にハマってしまったので日本版で観られてよかったわ。

 

旧約聖書の創世記ではカインとアベルやノアやバベルの塔等は知っていても、ジョゼフ(ヨセフ)の物語は知らなかったので新鮮。しかし調べたら父親のジェイコブ(ヤコブ)には12人の息子がいたけれど、妻は5人かww。最愛のジョゼフとベンジャミンは同母兄弟なのね、フムフム。