
観劇納めは成河さん
リーディングとのことで、確かに出演者は台本を手にしてるし、ト書きは確かに読まれるけれど、まぁ動く動く
マイクのいらないシアター風姿花伝の空間に俳優たちの声と熱量が満ちていく、強者揃い演技を堪能、笑いどころも多くて面白かった
しかし今年は三島由紀夫に触れることの多い一年になったな
物語は多重構造で妄想と現実とが入り乱れて、わけわからないながらもサロメの三島由紀夫の首とバルコニーが印象的に重ねられていた
でも夫婦が持ち歩いてる首はどこで絡むのかなと思ったら案外拍子抜け感もあったり
ムッソリーニは首を切られたのでなく銃殺後逆さ吊りで晒されたんだよなぁとか、ムッソリーニはNHKの映像の世紀で何度もみてるせいか、そんなことをふと思ったり
映画で観た東大生と楽しそうに議論する三島由紀夫を思い出したり
昔行ったローマ観光を思い出したり、フォロ・ロマーノとコロッセオに行ったなぁとか、カラカラテルメが休みで外から眺めただけだったとか、我が家の冷蔵庫に親子丼の材料揃ってるわぁとか、
雨に濡れた車の上は滑るから危ないよとか
何故だか色々と引きずられて出てきたので、余計にワケわからなかったのかな
アーカイブ配信で見直してみよう
しかし、達者な出演者たちが楽しそうに演じてるのはそれだけでうれしくなっちゃった
武谷公雄さんの佇まい好きだわ、ヨカナーンでいるときの美男子っぷりと漂う色香に見とれちゃいましたわ、木下歌舞伎に活躍されてるので発声もなるほど好き
岩崎MARK雄大さん、なんといっても身体のラインが綺麗で猫がたまらなくキュート
しかし、声の好みがはまらなかった方がお一人いて、上手いのはわかるのだけどこればっかりは致し方ないわね😅