お!小松くんガブローシュが続くわ

観やすい席だったので小松ガブの動きが良く見えたのだけれど、ずっとジャベールを疑って観察してる切れ者感が凄くて、アンジョに声をかけてからグランテールの背中にぎゅっと抱きつく姿も尊くて

ふうかエポだとマリウスの腕の中にいる幸せがあるし、三浦マリウスだと繋ぎ止めようと必死に抱き締めてくれるからやっぱり幸せがあるのだけど、内藤マリウスだと屋比久エポが絶対この人には想いは届かないことに気づいていて、マリウスを落ち着かせようと労るようにように歌うから悲しすぎた…
バルジャンって仮出獄時に46歳で64歳で亡くなるので、確かに50歳を超えてあの怪力は目をひくのだろうな。
ジャベールはバルジャンより11歳下で52歳で自殺、バルジャンに翻弄された人生
しかし、バルジャン何故脱獄をしたのよ5年我慢出来なかったの?
まぁ約束やぶりの短慮さがバルジャンだからなぁ
しかし、これだけ観てるのにまだ重松ガブローシュに会えてない…。会える日が来るのだろうか…。 プリンシパルキャストはコンプリートしたのになぁ。
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3クールも終了、この日は佐藤バルジャンと伊礼ジャベールの組合せは帝劇では最後。カーテンコールでがっつり抱き合う二人に胸が熱くなり、加藤コゼットを間にいちゃつく様に癒されました。
佐藤伊礼ペアはバルジャンとジャベールが表裏一体の関係だと強く感じる。自分のためだけに生きてるわけではなく、神と共に生きたいと願う二人、強い信念で生きてるわけではなく、揺れ動きながら生きている二人。
伊礼ジャベールだとStarsで罪人が落ちるのは炎の中と言ってるのに自殺する時は水の中に落ちていくという対比が憐れに思えてしまう。
バルジャンには妹とその子どもたちという守るべき相手がいて、それ故に罪を犯したけれど、牢獄で生まれたジャベールにはそんな相手もなく職務に生きる道しか見えなかったのだろうなぁ。
砦での対峙したときの佐藤バルジャンの動揺、伊礼ジャベールの憤慨と戸惑い混乱、佐藤バルジャンだと深く考えずにその場の素直な思いを言葉にしてるよう、それはジャベールにもわかるので余計な混乱してしまうのだろう。
佐藤バルジャンは短慮さというか浅はかさがあるのが好き、素直に目の前の妹の子、ファンテーヌ、馬車の下敷きになった男、コゼット、マリウスを救おうと守ろうとする慈愛の人。
だからジャベールとの約束は常に守られない💦
内藤マリウスは恋をして革命に浮かされていた学生が、エポニーヌや仲間の死で大人にならざるを得なかった悲哀が漂うのが好きだなぁ。カフェソングが取り残されて生き延びたというより、仲間を置き去りに一人生き残り明日を迎えてしまった悲しみというか。三浦マリウスだと自分への怒りような憤りも滲ませるので。
バルジャンに告白されてコゼットを託された時の頼りなさに漂う戸惑いが、佐藤バルジャンの死の間際にコゼット越しに交わしたバルジャンのまなざしに泣きじゃくりながらも、彼の愛をしっかり受け止めてくれる様に通じてもうもう

ファンテーヌとエポニーヌから命を懸けて愛され守られたコゼットとマリウス、けれど彼らはその事実を知らない、知らないけれど知ってるんだよね。多くの人に愛されて守られていることを。