笑った笑った。単純に面白かったw

 

映画を公開時に見ているのですが、何せ1986年公開、当時中学生だったので、有森也実演じる新人女優が「いやいや」でダメ出しされて「いやいやいや」でOKになるのが、あまりにおかしかったのしか覚えてないのですが、舞台版は映画から3年後に井上ひさしが書いた戯曲で登場人物は同じだけれど、内容は全く違う。

 

ということで、面白かったですよ♪

高橋惠子、那須佐代子、鈴木杏、趣里の大ベテランから新進スターまで4人の女優のマウント合戦が最高に面白い。高橋惠子と那須佐代子のお姉さま二人の所作がまた美しくてね。鈴木杏は流石に上手い。趣里がこう言ってはなんだけど、一人芸人さんが!!という程面白い。顔芸も最高。それでいて、やり過ぎないように制御された舞台で、演出の小川絵梨子の力も大きいのだろうね。

対する男性陣、千葉哲也、章平は共演も多いので、二人揃うと何とも言えない安心感とおかしみがある。章平の普通の役??は新鮮ww。そして、佐藤誓が持っていくね~~。

 

 

フライヤーでメガホンを持ってるww。
 
演劇賛歌と言われているようだけれど、そこはあまりどうでもよかったかな。同業者の方やまた思い入れのある方が見ると違うのだろうけれど。演劇に限らずどんな職場でも色々あるさ、あるけど、まあそんなに難しく考えなくても一生懸命に、でも肩ひじ張らずにやっていけばいいんじゃないのかなぁと、そんなメッセージを貰いました♪
スター女優と言っても、アップのカット数、立ち回り、付き人の人数、台詞の数、それぞれさこだわりポイント違うしさ爆  笑
 
衣装が素敵だったんだけれど、前田文子でした!やっぱり前田さんの衣装は最高ですラブ