何故か取れたチケットが前半に集中という💦
今回は吉原バルジャン、今回はコロナ対策である程度、メンバーが固定されているので、アンサンブルさんたちも皆さんお初。ということで、面白いくらいにこれまでの回と印象が違う。
吉原バルジャン、2階B席の最後列で観ても大きい!!!いや、大きいのは知ってますが、それでも大きい!!力はヒグマでも心はプーさんのような「気は優しくて力持ち」のバルジャン。神と生きるという当たり前のように信仰があるという感じ。
シュガーバルジャンばかり聞いていたので、すっかり忘れてたけれど、吉原さん声域広いけれど、声質も高めだよね。
自分の怪力を持て余して、感情表現が「怒り」に頼りがちな不器用さのある優しいバルジャンいいね。そういえばアルフィーのバルジャンも怒りのバルジャンだわ。シュガーさんが目標とするバルジャンにJOJを上げていたの納得。
上原ジャベール、バルジャンに執着しすぎ、シュガーバルジャンとより吉原バルジャンとの方がバランスが良いのは、意外に吉原バルジャンの方が若いからかな?演技と歌の質が、シュガーさんより吉原さんとの方が合う気がする。
生田エポは一幕はいいと思うのだけれどね。
新キャストの木内アンジョ、クリアに通る良い声だし、声量もあるし、音程も外さないから歌は上手いよね。まだ始まったばかり、芝居はこれからだものね。今後に期待かな。
2019で特にファンテーヌの夢破れて等で、暗めの照明で主要キャストが名曲を歌い上げて聞かせて終わりで、食傷気味に感じてたところが、今年はより芝居寄りになった感じで物語がつながっていく気がして好き。でもその分歌のタメが気になるかな。若林さんの指揮の時にはあまり感じなかったんだけどな。アンサンブルさんたちで気になっちゃった。
じゅんさんテナな何と言ってもその残忍さだよね。でもちょっとリズム感が…テナインとか気になっちゃう・・・。谷口ゆうなマダムテナ!!チャーミング!!!怖いし迫力なんだけどチャーミグ!!好きだわ。
ということで、マリウス中心で観ちゃいましたわ。ビクトル・ユーゴーが自分を投影させたマリウス。恋と友情と革命の理想のはざまで揺れる若者のリアルさ、歌ってないときの三浦マリウスからも目が離せなかった。
内藤マリウスも早く観たいけれど、バルジャン優先でチケットを取ったのでしばしお預け。