レ・ミゼラブルの本初日を終えたシュガー(佐藤隆紀)さんがその心境をTwitterでつづってくれた。
2018年、シュガーさんがジャン・バルジャンと発表された時、シュガーバルジャンが観たいという夢がかなったと感無量になった。
でもどこかで、そうはいっても初ミュージカルが2015年、その後プリンシパルキャストでWキャストが多かったシュガーさん、歌も動きもこれまでの役とは桁違いに多いバルジャンという役に一抹の不安があったのも事実。宝塚だと時間をかけてその過酷な出番に耐えられる力をつけているけれど…とも思った。
実際、2019バルジャンは芝居に引きずられて、歌で、特に高音で苦戦されていた。けれど、確かにバルジャンがそこにいた。得意な歌を聞かせるのではなく、バルジャンとして生きていた。
2019バルジャンのまとめの感想はこちら
そして、今年、もう第一声から素直に物語に身を委ねられるバルジャンだった。歌がとか演技がとかもう全く気にせずにただただ、バルジャンとジャベールと登場人物が描く世界にただ身も心も委ねていればいい。
この2年のシュガーさんの進化、深化、それはまさしく自分自身と向き合って真摯に努力を続けた成果なのに、全て感謝の言葉でつづられたtweetに改めてこの方のファンでいられて幸せだなと思う。シュガーバルジャンに出逢わせてくれて本当にありがとうございます!!
10月の大千秋楽まで皆さま無事で悔いなく公演が出来ますよう、心からお祈り申し上げます。
私も細心の感染予防をして、体調整えて観劇に臨みます!
<シュガーさんのtweet>
レ・ミゼラブルMy初日公演を終え、本当の意味で、やっとこの作品のスタートラインに立てている気がしています。
— LE VELVETS 佐藤隆紀(Takanori Sato) (@V_T_Sato) May 27, 2021
2020年、2年前の日々がむしゃらに演じるばかりだった、思い通りに演じられないバルジャンという役への悔しさがいつも脳裏をよぎり、不安の中、進化していく為に自分と戦う日々でした。
今年に入り、日々練習する中で、この先の不安と希望が入り混じった気持ちで余裕も無く、あまりツイートする気にもなれずここまで来てしまいました。
— LE VELVETS 佐藤隆紀(Takanori Sato) (@V_T_Sato) May 27, 2021
(劇場入りしてから伊礼さんいっぱいTwitterで絡んでくれたのにごめんなさい。笑)
なので、少しだけ振り返って独り言のように呟きたいと思います。
2年前の千秋楽後、諦めずにもう一度自分と向き合おうと思えたのは、お世話になっている、コシノヒロコ先生に
— LE VELVETS 佐藤隆紀(Takanori Sato) (@V_T_Sato) May 27, 2021
「不安に思うことは全然無い。神様が、必要だと与えてくれた試練にただただ向き合って努力すれば良いんだよ」と話してくださった言葉を思い出し、勇気をもらえたからです。
感謝しています。
チェスザミュージカル出演の際、フレディ役のルークさんと発声の話をし、今までになかったアイデアをもらい、発声を一から見直そうと思うきかっかけになりました。
— LE VELVETS 佐藤隆紀(Takanori Sato) (@V_T_Sato) May 27, 2021
ボイストレーナーの高田三郎さんからも沢山のアドバイスやヒントをいただき、発声を改善することが出来ました。
本当に感謝しています!
稽古場に入ってからは演出家のクリスさん初め、日本スタッフの皆様に芝居、音楽、発声、様々な視点からアドバイスをいただき、そして、年上年下、年齢関係なく、演者仲間からも沢山の芝居や発声のアドバイスをいただきました。
— LE VELVETS 佐藤隆紀(Takanori Sato) (@V_T_Sato) May 27, 2021
本当に感謝しています。
ありがとうございました。
制作スタッフの細やかなフォロー、感染対策、そしてこの様な状況の中お集まりいただいたお客様のおかげで昨日はMy初日を終えることが出来ました。
— LE VELVETS 佐藤隆紀(Takanori Sato) (@V_T_Sato) May 27, 2021
こうして自分がここに立てているのは、沢山の方々に支えていただいたお陰です。
ここで皆様にお礼を言いたいと思います。
本当にありがとうございます。
制作スタッフの細やかなフォロー、感染対策、そしてこの様な状況の中お集まりいただいたお客様のおかげで昨日はMy初日を終えることが出来ました。
— LE VELVETS 佐藤隆紀(Takanori Sato) (@V_T_Sato) May 27, 2021
こうして自分がここに立てているのは、沢山の方々に支えていただいたお陰です。
ここで皆様にお礼を言いたいと思います。
本当にありがとうございます。