レ・ミゼラブルの本初日を終えたシュガー(佐藤隆紀)さんがその心境をTwitterでつづってくれた。

 

2018年、シュガーさんがジャン・バルジャンと発表された時、シュガーバルジャンが観たいという夢がかなったと感無量になった。

でもどこかで、そうはいっても初ミュージカルが2015年、その後プリンシパルキャストでWキャストが多かったシュガーさん、歌も動きもこれまでの役とは桁違いに多いバルジャンという役に一抹の不安があったのも事実。宝塚だと時間をかけてその過酷な出番に耐えられる力をつけているけれど…とも思った。

実際、2019バルジャンは芝居に引きずられて、歌で、特に高音で苦戦されていた。けれど、確かにバルジャンがそこにいた。得意な歌を聞かせるのではなく、バルジャンとして生きていた。

2019バルジャンのまとめの感想はこちら

 

そして、今年、もう第一声から素直に物語に身を委ねられるバルジャンだった。歌がとか演技がとかもう全く気にせずにただただ、バルジャンとジャベールと登場人物が描く世界にただ身も心も委ねていればいい。

この2年のシュガーさんの進化、深化、それはまさしく自分自身と向き合って真摯に努力を続けた成果なのに、全て感謝の言葉でつづられたtweetに改めてこの方のファンでいられて幸せだなと思う。シュガーバルジャンに出逢わせてくれて本当にありがとうございます!!

 

10月の大千秋楽まで皆さま無事で悔いなく公演が出来ますよう、心からお祈り申し上げます。

私も細心の感染予防をして、体調整えて観劇に臨みます!

 

<シュガーさんのtweet>