5/3のライブ配信を見て、迷わず5/4のライブ配信も追加!
私のように、追加した友人たちも多かった気がする

<公式Twitterから>
【主な配役】
トート:望海風斗
エリザベート:夢咲ねね(ACT1)、明日海りお(ACT2)
フランツ:鳳真由
ルキーニ:宇月颯
ルドルフ:七海ひろき
ゾフィー:純矢ちとせ
もう、望海トートに尽きるのだけれど、長くなりすぎるので、他のキャストから。
まずは、宇月ルキーニ!!!トシちゃんルキーニには期待しかなかったし、大阪で先に見てきた友人も絶賛していたので、期待してましたよ、してたけれど、素晴らしかった。
宝塚版のルキーニは東宝版のルキーニより狂言回しの要素が強いと思うのだけれど、画面に映らない場面でもどのような表情をしているのか、見えるような存在感があるのに、メインの芝居を邪魔しないバランスの良さ。すごいね。無観客配信の中での2幕冒頭のキッチュはかなり難しいと思うが、毎回工夫して、こちらも手拍子で盛り上がりましたよ~~。
軽さと暗さと突き放した冷たさと、トシちゃんルキーニありがとう!!やっぱり宇月颯好きだわ


。




鳳フランツ。もうねぇ、じわじわしみてくるこのフランツの良さって何なんですか。メイクも衣装も変えられない中でちゃんと年月を積み重ねていくフランツはお見事。誠実で優しいけれど厳しさも持っているにシシィに甘くて、マザコンで、誰よりも大切で愛しているシシィが望むものが自由であるとわかっているのに見て見ぬをしているフランツ、でもそれは愛故になんだよね。うわ~~ほんとフランツ受けてくれてありがとう!!!千秋楽のトークのなごなごなことよ



夢咲シシィ、いやぁこの3回でもここまで伸びるのか!この人の初舞台からの成長曲線を描いたらすごいことになりそう。こんなに歌えるとは、聞かせてくれるとは



少女時代からの奔放な愛らしさももうぴったりなのですが、「その美貌が武器になると」気づいたときに、すっと自信に満ち溢れた美貌の王妃に変わる瞬間が特筆すべき出来だわ。
そして、多くの皆さんが言われているけど、挨拶のヒロイン力よ!!姫力よ!夢咲ねね侮るなかれ。ただの綺麗なお嬢さんじゃぁないぞ!本物のヒロインだぞ!!
明日海シシィ、寂しげで硬質な美貌がシシィにぴったり、初めての女性役でお歌はさすがのみりおちゃんでも一筋縄では。。。かな。でもあなたつい先日までトート様でしたよね??意味わからないくらい凄いわw。しかし、声の良さにこの美貌で、次回作マドモアゼル・モーツァルトからの大活躍が楽しみ。
さて、だいもんトート。
回を重ねる毎に、開放されて、望海風斗は実はトートだったのか、トートは望海風斗だったのかという感じ。しかもこのトート、初演の一路トートからの歴代トートが積み重ねられた先の懐かしさを感じるトートなのに、とても新しいトートで、そこにはだいもんがこれまで演じてきたルイまでの役が息づいていて、ふわ~~なんだこれ。
テレビでここまでの響きと広がりを持つ歌声は、はぁ、これ劇場で聴いたらどうだったんだろう。だいもんの歌声は劇場中を満たして包み込んでくれるというより、身体中を貫いて満たしてくれるんだよねぇ。これ、観客入れて再演しないと勿体なさ過ぎますよ!!!もうガラコンは難しいでしょうから、東宝エリザのトートでいいんじゃないかしら。
望海風斗トートをキャスティングしてくれて本当に感謝しかない。一路さんの初演から歴代トートを観てきても、あ、ここでそういう感情を見せるのか!という初めてのポイントがいくつもあって、感動というか驚愕というかいやぁ凄い。
「死」という概念でしかなかったトートがシシィの「生命の力強さ」に触れ、彼女の強い眼差しで見つめられた時に感情を持ち、まさにその姿を持ち生まれ落ちたようなトート。蘇生したシシィが自分を見て認識してくれたことに、喜びという感情を知り戸惑いを見せるトート、いや~~このトート凄いですよ。
最後通牒の後の寝室でシシィに拒否されても、初めそれを理解できずに手を差し出す、少しずつ人間の感情を学んでいってるようだった。 ルドルフの葬儀後の「愛と死の輪舞」でシシィとの出会いからの追いかけてきた年月を感じたのも新鮮。
そして、挨拶の時の可愛さ明るさ、望海の名前のままに、海のように大きく深い希望をくれる、本当にありがとう~~。
そして、ライブ配信終了後のコンサート開催のお知らせ!!!どこまで喜びをくれるんだこの人は!!!ありがとうって言葉じゃ足りないね。頑張ってコンサートのチケット取るぞーーー。
千秋楽の小柳先生のライブ配信で観ている観客と確かにつながっているという言葉に、あ~~届いているんだと泣きそうになりました。
でもね、でもね、でもね、観客がいて初めて完成されるものだということには変わりないのよ。どれだけ配信でみんなが見てても、空っぽの客席では違うのよ。
だから、一刻も早くまた劇場へ行ける日が来ることを願ってやみません。