⑤都内の美容外科 O先生
横浜の大学病院S先生がおすすめしてくださったメモの一番上にあったお名前がO先生。
同クリニックのC先生のお名前もありましたが、現在は西日本のクリニックに勤められているということで
O先生の予約をお願いしました。
●予約のお電話
これまで美容外科はオンライン予約を利用していましたが、不規則な仕事なためなかなか予定が合わず
予約を決めるまでに何往復もしなければいけなくて、ずるずると時間が過ぎて行ってしまいそうだと思って
ドキドキしたけど、お電話で予約をとることにしました！
コンシェルジュの方が対応してくれたのですが、この時点ですごく好印象！
乳癌の再建についても詳しいのが電話口でわかりました。
いろいろ質問されても、ぱっと答えることができず「えっと、どうでしたっけ、うーん、たしか・・・。」のようにうだうだ
応えていても、ずっと感じよく受け答えしてくださいました。
●予約前日
予約の２日前にティッシュエキスパンダーが破損していることに気付き
先にかかりつけの大学病院に受診してからのほうがいいとかあるかな？と思い
予約前日にお電話で事情を話し、指示を仰ぎました。
予定通りそのまま受診することに。
●カウンセリング当日。
クリニックは都心の高級住宅街の中にある瀟洒（しょうしゃ）な建物で、
パッと見クリニックとはわからない感じ。
超都心にも関わらず駐車場が3台分ありました
他の患者さんと会わないように気を配られていて、綺麗で「THE・セレブ病院！」って感じです。
入るとクリニックとは思えない、いい香り
こんなガウンが用意してありました。
肉厚のジャージ素材でしょうか？
ガウンの下に紙パンツでした
カウンセリングは、コンシェルジュさんや看護師さんとが1時間強、
O先生の診察、カウンセリングが1時間弱の計2時間。
こちらのクリニックは脂肪の冷凍保存をしてもらえるので（有料）、
「脂肪吸引が１回で済むかもしれない！
そしたら痛みもダウンタイムも費用も少なくて済むのでは？」と期待していました。
でも、１回で冷凍できる脂肪量に限りがあり、再建には全然足りないということで
やはり２～３回の手術が必要、元のサイズには戻せないという結論でした
エコーで胸を診てもらうと、バッグが内側に折れ曲がっているので、
どこかが破損しているのだろうということでした
健側の胸もエコー。
時々エコーを止めながら説明してくださって、
乳腺が十分にあるとほめて（？）いただきました。
※私の胸は乳腺ばかりで脂肪がほとんどない「高濃度乳房」で、癌をマンモグラフィやエコーで発見するのが難しかったのです
高濃度乳房についてもそのうち書きたいな。
↑破損して折れ曲がったバッグのエコー。
破損している場合、手術はいつごろまでに受けるべきかと聞くと
「皮膚が伸びてる状態がいいから。皮膚が縮んじゃうと良くない。」
「エキスパンダーが皮膚を突き破っちゃうと、大変だから。１０回以上治療に通わないとになる。」
と急いだほうが良いという感じのお答え。
※翌週、かかりつけの大学病院でU先生から
「破損したバッグへは外側から圧がかかっているので皮膚を突き破ることはおそらくない。」
「膨らませていくときは内側から外へと圧がかかるのでありえるけど。私は、経験したことが無いです。」
という説明をうけ安心しました
こちらの病院の症例は、ネットで見たものもクリニックでさらに見せていただいたものも、とても私の好みでした
大きさを元通りにすることがかなわないなら、「きれい！」と思えるお胸になりたいなと気持ちを切り替え。
吸引後の太ももやお腹の症例も、私にとって「きれい」と思えるデザインでした。自然で女性らしい感じ
でも看護師さんが見せてくれた大阪院の再建の方は5回注入してもあまり脂肪が生着せず、6回目を受ける予定とのことで、不安に
「そんなに回数重ねてもこのお写真の感じですか！？」という私に、看護師さん「すみません、かえって不安にさせてしまいましたね
この方、私も担当したので参考になるかと思いましたが違いましたね」と。症例の方はかなり細身の方でしたが…。
先生からは「放射線治療を受けてると脂肪が生着しない。放射線後、何年経っていても生着しない。」と説明を受けました。
金額は、モニター価格で、１回目を右胸だけにして１００万円くらい。
１年以内に２回目以降の手術を受けると割引になる制度があり、２回目は両胸に注入しても１００万円くらい。
うん、どの病院も私にとっては高い！
どのみち高いから10万、20万をケチって、納得いかない仕上がりになるより
満足できることが大切だと思いました！
５軒回ったところで、ティッシュエキスパンダーが破損
もう時間がないので病院を決めないと！
じつはこのあたりで病院巡りに疲れてきていて、
破損がわかる前から、これ以上病院はめぐらずにO先生かU先生にお願いしようと思っていました