乳がんで右胸を全適すると同時に、ティッシュエキスパンダー(生理食塩水)のバッグを入れました。
その時の手術は医師から「皆さん痛みで翌日は廃人です。」と言われていた通り、激イタでした
エキスパンダーに少しずつ生理食塩水を入れて筋肉と皮膚を伸ばして、
そのあとにシリコンをいれて、
周りに脂肪を注入して
自然な手触りのお胸にしたいな~と思っていました。
ところが!ホルモン剤治療によりどんどん健側の左胸が委縮
右にシリコンと脂肪を入れたら、右が大きくて左が小さい、左右差の目立つお胸になっちゃいそう・・・
というわけで、再建担当の大学病院の医師から、別の大学病院の医師を紹介されお尻の筋肉を使った自家組織移植による再建を考えようとなりました。
・・・が、初診8ヶ月待ちで紹介された大学病院の医師は、お金があるなら自家脂肪の移植のほうが良いとのご意見。
他の病院含め女性ドクター数名に「先生ならどうしますか?」とヒアリングすると、皆さん「お金があるなら脂肪」とのお答え。
それなら脂肪での再建で、と決意しました。
決意はしたものの、お値段が高い
そこで病院巡りをしながら、万が一保険適用になってくれないかなぁ…とのんびり過ごしておりました。
廻った病院は大学病院2軒、美容外科3軒。
大学病院では「乳がんにも詳しい美容外科医」を数名ご紹介いただき、病院を巡っているうちに・・・。
「胸が・・・、小さくなったような?」
「・・・へこんでるところが出てきた?」
下乳がへこむという重力に逆らった現象をみて、ちょうどカウンセリングの予約を入れていた美容外科でエコーでチェックしてもらうことに。
エコーでの診察の結果、おそらく破損しているだろうとのこと。
せっかく伸ばした皮膚が縮んでしまうと、再建の仕上がりに影響が出ること、
そして変形したエキスパンダーが皮膚を突き破ると、相当の回数治療が必要で大変ということなので
(これは翌週に再建担当の医師から、縮んでいくときに皮膚を突き破ることはまずないということを論理的に説明してもらい安心)
仕事の都合がつく翌月まで待って、とある美容外科で1回目の手術をしました。
エキスパンダーを入れてから破損に気付くまでは2年と2か月。
振り返ってみるとそれよりもう数か月前から破損して少しずつ生理食塩水がもれていたのかな?って思っています。
ちなみに生理食塩水は漏れても体には全く影響がないそうです
年中、スタンディングのライブでギューギュー押されてたのが良くなかったかな
まずは、破損したティッシュエキスパンダーのエコー写真を。
内側に折り込まれるように変形しています。
手術前にクリニックで撮っていただいたお写真。
画像はイラストタッチに加工して半分に切ってあります。(消されちゃうので)
2枚目下乳が雪崩を起こしています。胸上部内側にもへこみがあるのですが伝わりますでしょうか。
ティッシュエキスパンダーはとってもきれいに入れていただいたのですが、そのお写真は撮っておらず・・・
クリニックで撮った破損後のこのお写真を見て、結構ショック
手術できて良かった~