『俗に言うギフテッドやと思いますわ。』と言われた話➁(幼稚園時代) | ママと理数系ではない⁉ギフテッド男児の日々こもごも

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ギフテッド?!な男児の子育てblogです。特異な才能??はあんまり感じないれけど、なんかすごいのかも??な日々。

 

前回の

『俗に言うギフテッドやと思いますわ。』と言われた話①(生まれてから幼稚園まで)の続きです。

 

 

息子は入園までにプレ幼稚園に登園していました。

 

最初慣れるまでは嫌がりましたが極端に嫌がる風でもなく慣れた様子でした。

 

週に1度、数時間ですが、このプレ幼稚園の日は私の息抜きの時間でした。

 

なんせ、一人遊びをしてくれていても、『見て!』『こっちきて!』と常に傍にいないといけなかったので。

 

全くのおひとり様時間がなかったのです。

 

1歳を過ぎたころ、私の弟がLEGOをプレゼントしてくれて、とても気に入りよく遊びました。

 

また、マグフォーマーも与えてみたところ、ものすごく集中して一人で遊んでくれましたが、

 

体のどこかが触れるくらい近くにいなくちゃいけなくて、

 

椅子に座って何かをしたりなどできませんでした。

 

プレ幼稚園、サマサマでした。

 

 

さて幼稚園に入園してからのこと。

 

プレ幼稚園で慣れていたので、抵抗なく通い始めることができました。

 

特に先生より指摘も無く、基本的にはたのしく登園していました。

 

幼稚園では月に1度、まるまる1日授業参観がありました。好きな時に親が行って参観。

 

まる一日中参観もできました。

 

そこで観察していると・・・手遊びをしないのに気が付きました。

 

先生が、子供たちの注目を切り替えたり、視線を集めるために手遊びなどを始めると、子供たちは嬉々としてやり始めるのですが、息子はやってる風なぐらいはやりますが、ノッてはやらない。

 

先生の呼びかけにはキッチリ反応してお話は聞いているのですが、手遊びはなんとなくしかしませんでした。

 

家ではやってみせてくれたり、一緒に手遊びはしたことがあったからできない事は無いはずなのだけれど、やらない。楽しそうではありませんでした。

 

そういえば、プレ幼稚園(2歳時)の運動会の出し物の練習も、やってる風を装ってる感じで、張り切って踊ったりはしませんでした。

 

(本番はキッチリ踊ったのですけれどね。)

 

 日頃はなんとなく合わせてる。って感じでした。

 

運動会のダンスの練習、発表会のダンスの練習、どれも参観で練習風景を見ましたが

 

いつもあんまりやらないのでした。(家では踊ったりしてるのにな・・・)

 

それでも本番はキッチリ踊っているので、まぁ、良いか。と流していました。

 

合唱や合奏はきっちりやるのですが、手遊びやダンスは本番以外ノリが悪〜い子でした。

 

手遊びもお遊戯もダンスも、あまりやらなかった理由を大きくなって聞くと、

 

👦『当時はうまく言えなかったけれど、あんな、小さい子のするダンスや変な飾りをつけて踊るなんて嫌だった。恥ずかしかった。いちいち話す前に遊ぶとかよくわからない。

本番は本番やし仕方ないからきちんと踊ったりした。小学校の運動会も、1、2年生の飾り物系をつけるのは嫌だった。旗とか持つのは良いけど。』との事(笑)

 

なるほど。でした。

 

幼稚だと感じていたんだね・・・。子供扱い大嫌いだもの。

 

普段着も、シンプル。真っ黒ばかり。タンスの中、下着から何から黒〜い🤣柄物の服は基本着ない。

へんな飾りつけて可愛い仕草をする幼稚園のダンスは“ムリ”だったんだね😆

 

 

給食は苦労しました。ほぼ毎日何かしら食べたくない物がある。

 

酸味に弱いのでドレッシングはどれもほぼダメ。

 

塩コショウなら食べたであろう物でも味付けが合わないと食べず。

 

無理に食べさせる指導ではなかったのですが給食時間が終わるのを待って、下げる事が多かったようです。

 

園での生活は、お友達に対して『話が通じない。』『なに言ってるかよくわからない。』や、

 

『鬼ごっこをしよう!とみんなで始めたはずが、突然砂遊びになっていて、誰も鬼ごっこ辞めるとか言ってないのに

いろいろ変わったり、人が居なくなったりして変だなぁ』など話していました。

 

いろいろ不思議には思う事もあったようですが、そこまで気にしたりこだわったりも無く過ごしていました。

 

担任の先生に対しては、慣れるのに時間がかかりました。

 

2月ごろに、『〇〇先生のこと、慣れてきたよ!』と話してくれましたが・・・もう2月(笑)

 

あとひと月で終わりの頃にやっと慣れる始末(笑)

 

お友達とも仲良くできて、おとなし目の子とよく遊んでいました。

 

話が通じない。って事は何度も訴えていましたが、幼稚園児だと、そもそも、まだ話せない子もいるので、そんなものだろうなぁと思って気にはとめませんでした。

 

手は汚れるのを嫌がって、公園や幼稚園の遊具の上に上る時、台の上には手を広げてつかずにグーにして手をついたりせず、手の付け根だけつけるなどをしていました。

 

指に絵具をつけて絵を描くことも『仕方なくやった。』そうです(笑)

 

砂遊びは素手ではせず、道具を使っていました。

 

悪い夢を見ると、けっこう引きずりました。真夜中に、『アンパンマンが落ちたぁ~』と号泣。アンパンが夢の中で墜落したらしく、なだめてもなかなか眠らず、翌日もアンパンマンを心配するのでアニメを見させて納得させたことがありました。

 

あれこれ慎重すぎるほど慎重でした。こちらがヒヤっとする行動は一切しませんでした。お友達や周りの子がいろんなことをするのをまず観察してから自分も行うタイプでした。

 

おもちゃを捨てるのを結構嫌がりました。壊れたりすると、全く同じものを欲しがったりもしました。

 

痛みに敏感でオーバーだなぁといつも思っていました(笑)

 

首回りが敏感で、ハイネックは着ることが出来ず、首、喉を触るとすぐ嘔気がきてました。歯磨きも嘔気が強いので慣らすためにも歯のクリーニングは毎月1度通っています。今も毎月通っています。

 

アンパンマンは入園前に卒業宣言をしました。『赤ちゃんの好きなものだから。』と言い、アンパンマングッズを拒否。3歳にして小さい子ども扱いされることが大嫌いでした。

 

入園少し前の頃・・・父親の仕事が忙しく、起きている間に会えない日がしばらく続いたころの朝、行ってらっしゃいの挨拶が久しぶりにできた日、『また来てね~~👋』と家を出る父親に言っていて、笑えたり驚いたり。状況判断力、なかなか(笑)

 

3歳9カ月、補助輪無しで自転車に乗れました。ストライダーに乗らせていたので、15分ほど練習するだけで自転車をこぐことができました。

 

従妹が九九の練習をしているのを興味を持ってじっと聞いていたので九九のCDを車で流すようにしたところ、3歳10カ月で九九を全段暗唱しました。

 

暗唱はできましたが、九九の概念はまだ知らなかったので、幼稚園の頃にお菓子の箱にチョコレートが並んでいる時など、使えそうな事柄で教えると納得していました。

『早く数えられるね(o^―^o)ニコ』と。

 

いろいろよく覚えるなぁ・・・と思ったので、

頭柔らかいうちに何か覚えておけばよさげなものを・・・と古典文学の前文など暗唱させたりしていました。

 

でも、驚異的な感じはあまりしなくて、子供だから頭が柔らかいんだろう。吸収力があるんだろうな。くらいにしか思っていませんでした。

 

パズルも好きでした。(ピースをなくしたり、劣化したりすると大号泣につながるのでパズルは親的に鬼門だったのであまり買わず。公文の教室で貸してもらえるものを主にしていました。)

 

人間観察をするのが好きでじっと人を見つめたりしていました。(公文の教室で先生に声をかけられるまでずーーっと人間観察もしくは空想の世界へ行っていた)

何も考えずにぼーっとしている風ではないので、先生たちが不思議に思ったり、心配して報告してくださったこともありました。

 

こちらも大きくなり、聞いてみると、『九九の暗唱を間違えているお兄ちゃんが居たのを見ていた。お話に出てきた話を考えていた。』との事。手元のプリントは存在を忘れていたようで・・・(^▽^;)

 

歳上のいとこたちと遊ぶのが楽しいようで、幼稚園で遊ぶより、4歳、6歳年上のいとこと楽しそうに生き生き遊んでいました。

 

幼稚園で、おおきくなったら何になりたいか聞かれるといつも『警察官』と答えていました。

理由を聞くと、幼稚園児ながら『ただしい世界にしたい。安全にしたいから。』で、理由がしっかりしていました(^_^)

 

誰にでも優しく、困っている人がいると黙ってそっと助け、幼稚園では先生のお手伝いをよくしてくれると懇談では教えていただきました。

 

アニメだけれど・・・よくお話を見て泣いていた。(感動はするだろうけれどそこまで泣けるっけ・・・?的な内容)絵本でも泣くことがあり、気分を変えさせるのに困ったこともありました。

 

幼稚園の頃にはひらがなカタカナは読めたので、今日の予定を先生が黒板に書いているのを読んで、みんなに教える係をしていて、また友達から友達に渡ったお手紙を代読するために重宝されていたようです。

 

クラスメイトのお母さんに『話し方、話す言葉が大人びているね』としばしば言われました。私には自覚はなくて、ひとりっ子だからあまり比べようもなくて、普通に接しているのですが、親子の会話を聞かれるとよく言われました。

 

いちいち『なぜ?』を考えて理由、どうして?を探っているようでした。幼稚園の同学年の子の言動に対して、何故?と思うことが多かった様子。理解ができない言動をする子(幼いが故もあるけれど)通りが通らない事を言ったりしたりする人が苦手でした。

 

完璧主義はチビの時からあって、何かをやるのなら完璧にやりたくて、ある程度できそうになければ最初からやろうともしませんでした。ちょっと難しそうな課題までは取り組むけれど、手に負えないかも。と思ってしまうと全く手をだしませんでした。

『やってごらん』と言うも、『やらない。』という感じで石橋は片っ端から叩き割っていました。

 

心に負担がかかると決まって『頭が痛い』と訴えるようになりました。

 

知らない事があると、『画像検索して!』『ネットで調べて!』と再三要求されるようになり、言葉の意味については幼稚園の時に小学生用の国語辞典を購入し、自分で調べさせたりもしました。自分で調べるとなると嫌がるかと思いきや、調べ方を教えると嫌がらずに調べるようになりました。

 

口で伝えたことを割と忘れるなぁ・・・と少し気になる事もあり、小学校受験などするつもりはなかったのですが、お受験用の“お話を聞いて、話の内容に答える”系の問題をやってみたところ、聞いて覚えて登場人物の名前や物の名前など覚えておくことができていないのを感じました。もうちょっと覚えていても良いはずなのに・・・と少し違和感を感じました。でも、日常生活では困っていることはなかったので少し気に留めておくくらいにしていました。

 

日常生活で、『洗濯物出しといてね』『それ触った後は手洗ってね。』『ドア閉めといてね。』などちょっと前に言ったことをよく忘れている・・・。

すぐ行動すれば忘れていないのだけれど、間があくと忘れていて。

『あんたの耳はチクワやな(笑)』といつも言っていました。

この一時的な記憶をとどめておくことが苦手なことは、数年後、WISC4をとり、

ワーキングメモリーが(平均はあるけれど)他に比べて落ちていることがわかって、

理由が見えて、腑に落ちました。

いろいろデキるのに、なんでコレ忘れるかなぁ・・・と不思議だったのがスッキリしましたが、わかるまでは、なんでできないのぉぉぉ😠と思っていました。

 

いまでは伝え方を単純にしたり、分けて伝えたり、工夫できることはしています。

 

お風呂は大好きでいつまでも湯船から出ようとしないのに、顔が濡れるのが大嫌いでした。

お風呂にも乾いた顔拭き専用タオルを持参していました。幼稚園のプールの日には先生の背中にがっちり掴まったまま。これは泳げないと小学校で困るな・・・とスイミングスクールへ入れたところ、だんだん泳げるようになり、水の中にいる感覚が好きな様で(風呂もそうだったんだな・・・・)結構泳げるようにもなり、1年生になるころに育成コースへ誘われて育成コースで週に4回~泳ぐようになりました。

夜、なかなか寝ないのでスイミングで泳いで疲れてもらうのには都合よかったです。

眠くならないから。となかなか寝ず、眠くならない事に悲しくなって余計眠たくなくなって、限界まで起きてパタンと寝る…という事もありました。付き合わされるこちらはガックリでした。

泳ぎつかれてコテンと寝てしまえるのでスイミングはぴったりでした。

 

そして小学校入学を気にする頃・・・

 

『どうして小学校へは行かなくちゃいけないのか』と質問。

『みんな行くから。』という答えには納得せず、義務教育であることなどを説明するとやっと納得していました。

 

ランドセル選びでは・・・濃紺。デザイン一切なしの超シンプルな物が条件。母的には楽しくないランドセル選びでした。ランドセルのかぶせ部分の裾にある鋲でさえ無いものが良いと、探して見つけたものが気に入り、鋲が表にでていない羽倉ランドセルになりました。

 

幼稚園の年中頃には洋服も地味~~~な物しか着てくれなくなりました。

服選び、全く楽しくありませんでした。子供服ってかわいいのに。男の子のだってかわいいのに。4,5歳で地味なのばっかり。

キャラクター物など一切ダメ。今でもスポーツブランドのロゴが小さいもので黒か紺ばかりを中心に着ています。

最近、やっと無印良品の物でストライプとチェックなら着てくれるようになりました(笑)

 

・・・・と言う感じの幼稚園時代。

 

まわりの子よりは落ち着いていてしっかりしているタイプだろうけれど、

飛びぬけた才能とか異能とかは感じる事は無くて、

感情がくるくる入れ替わったり、ストレスがたまると固まって動かなくなったり、

頑固だったり・・・と言いうところが扱いにくいかな。と感じるくらいでした。

まだ小さいしこのくらいの困り感ってどの子にもいろいろな事であるだろうし、

普通だろう。と思っていて、小学校で困り感がどんどん出てくるなんてこと、

全く想像もしていませんでした。

 

つづく