僧帽弁閉鎖不全症 | こもものブログ

こもものブログ

10歳で虹の橋へ旅立ったチワワ モモの記録

それまでの日常

くるみとこむぎの日常も少しずつ

昨年、くるみの口臭が気になり始めて、かかりつけの病院で診ていただいた。


小型犬で9歳。

歯磨きも嫌がるし、最近はガムも噛まなくなった。

やっぱり歯周病、しかも重度だと診断された。


このまま放置して改善される事もないし、早い時期に歯周病の手術を受けることに。


春の健診の時に、先生が聴診器を当てると心雑音が見つかった。


エコーとレントゲンの結果、僧帽弁閉鎖不全症と診断された。

まだ心臓肥大もみられないし、投薬の必要も無いステージB1。


くるみもとうとう病気が見つかった。

モモの時のように、余命宣告されたわけでも無い。


定期的に診察を受け、治療すれば長生きする子もいる。

そう先生に言われたけれど、私の気持ちは複雑だった。

子犬の頃から、きちんと歯磨きをしてあげれば良かった、あの時こうしていたら…とまた私の悪い癖。


まだ薬だって飲ませなくて良い。

そう言われても心配で心配でたまらない。


歯周病の手術は無事に終わった。

殆どの歯を抜いた。残ったのは5本程度。

術後の経過も良く、1週間後の経過観察で歯周病の治療は終わりになった。


年が明けて2日の朝。

くるみとこむぎに朝ごはんを作っていた。

いつもはご飯の支度をしていると、2人ともワンワン大興奮するのに、その日の朝のくるみは吠えようとしているのに声があまり出ない。


朝ごはんは、いつも通り完食。

それでもくるみが気になって様子を見ていると、なんだかいつもより呼吸が早い。


測ってみると多い時で1分間に45回。

お正月で、かかりつけの動物病院も休診。

スマホで検索すると、近くて診てくれる病院を見つけた。


病院に着くと駐車場は満車。

他県や市外ナンバーの車も多かった。


事前にくるみの様子を電話で伝えていたので、病院に着くと看護師さんがすぐにくるみを抱いて先生のところへ。


その後、看護師さんから「先生が見た感じ、緊急性は無さそうとの判断なので、順番を待って診察になります」と言われた。


くるみも怖がって震えているし、車で待機することに。

診察の順番が来て診てもらうと、確かに呼吸数は早い。

でも食欲もあり元気もあるなら心配無いだろう。

僧帽弁閉鎖不全が気になるならレントゲンを撮ってみますか?と言われレントゲンをお願いした。


全身くまなくレントゲンを撮ってもらった結果、心臓や肺には特に異常は無い。

レントゲンを見る限り、内臓にも大きな問題も無さそう。ただ、両足の股関節の軟骨が擦り減って骨があたって痛みが出ているだろう、と言われた。


お散歩の時だって小走りするくらい早く歩くし、家でも痛そうにしている感じもなかった。

そう言えば、ソファーに上がるステップを時々踏み外して転びそうにはなっていた。


パテラは子犬の時からだったし…


結局、新年早々くるみを大嫌いな病院に連れて行ってしまった。

獣医さんからみても特に異常があるとは思えない。

でも呼吸数だけは早い、と言われただけ。


くるみ、ごめんね。

ママは心配性で、くるみの嫌いな病院ばかり連れて行って。

これがくるみのストレスになってるんだよね。


その2日後も、かかりつけの病院に連れて行って、救急で診てもらった事を先生に話す。


かかりつけの先生も、救急の先生がそう言うのなら心配無いと思うけれど、呼吸器系にも軽度の気管虚脱があるし、一度、気管支炎の薬を飲ませてみますか?と言われた。

それと同時に、軽い心臓病の薬を始めても良いのかも知れない、と言われ薬を飲み始める事になった。


僧帽弁閉鎖不全症の薬は、タイミングが大切とネットで読んだ事があって、薬を始める事に少し不安がありました。

先生は、その薬は副作用の心配も殆ど無く、心臓病の薬に併用して飲むような軽い薬だと仰っていました。