モモを連れて一度帰宅したあと…
ただ呆然として頭の中が真っ白でした。
部屋の中で足を痛そうにびっこをひいて歩くモモを、ただぼーっと見ているだけでした。
まだ現実を受け入れられなかったのだと思います。
少し時間が経ち…
そう言えば、モモが最初に足の痛みが出た時に行った病院…
その病院の先生は腫瘍専門医の資格をお持ちでした。
腫瘍専門の先生に診てもらったら、もしかしたら違う診断になるかもしれない…
家から車で5分もかからない病院なので、すぐにモモを連れて行きました。
診察室に入ると先生から「モモちゃん、足の痛みどうですか?」
と聞かれ…
今日のかかりつけ医の先生の診断結果を話しました。
腫瘍専門の先生も、モモの状態を診てくださり、その日の血液検査の結果も見ていただき…
結果、その先生もかかりつけ医と同じ診断でした。
チワワには本当に珍しい病気だと。
悪性乳がんの中でも悪質性が高いと。
そして、緩和ケアのみの場合は余命2〜3か月だと告げられました。
「モモちゃんが最初に足の痛みで来た時に、気付いてあげられなくてすみません。」と先生に言われ…
毎日一緒に過ごしていた私でさえ、気づかなかったんです、ありがとうございます。と伝えて病院を後にしました。
6月初旬の夕方…
帰り道、夕陽がとても綺麗でした。
なのに私は…
夏が終わる頃にはモモが居なくなる…という思いで、悲しさと恐怖で押し潰されそうでした。
