それから自然と

僕はみんなの中に入って

いろいろ話しました。


まるで学校に来たみたいでした。

この日は

6歳〜小6まで

男の子が5にん、女の子が8人。


その他に

中学生もリュウオン君入れて男子3人、

女子3人です。


今まで見かけた中で

いちばん人数が多くて


リュウオン君と3人の女子以外は

全員千壽家に住む親族だと聞いて

びっくり、でも

これではなれに住む子は

ほぼ全部らしいです。

(幼児はまだいる)


(高校生らしき人を

 見かけたことがありましたが

 島を出て寮に入ってて

 たまたま帰って来てたそうです)


はなれは東西南北に4つ。

4家族が住んでます。

2世帯どころか

3世帯で住んでるはなれもあって

子供はここまでの人数になってるんです。


本宅には子供はいないので

不思議な感じがします。


4つのはなれは

千壽家の当主が

郷民の希望で多妻であった頃の名残りで


せんじゅ様は4人までお嫁さんをもらって

各はなれに住まわせて

それぞれ生まれた子供を育てていました。


順次建て替えやリフォームは

してきてるから

本宅の古民家外観と違って

はなれは現代的な戸建てになってますけど


4つのうちのどれかで

滋賀のひいおばあちゃんは

生まれたんだと思います。

4歳の時に離婚した母親に連れられて

島を出るまで

そこで過ごしたんですね。


残されたひいおばあちゃんの3人の姉妹は

本宅で

その頃は何人かいた家政婦さんに

育てられたみたいです。


今僕が本宅で会うのは

その姉妹達の血筋の人たちです。


その他、各はなれの

おおよその血縁関係を

みんなが口々に教えてくれたけど

僕の頭の中で

完全にこんがらがりました。


リュウオン君も遠いところで

千壽家と繋がってて、

彼も何年か前に目通りを受けるように

美津子おばさんから頼まれたけど


彼のご両親が血が薄すぎると

辞退したそうです。