マリーゴールド 感想 ネタバレあり! | 地雷踏み女こむこむの日常

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日常の中で考えたことや、今まで自分に起きた、人とのトラブル、人に言えずもやもや抱えていたことなんかを書いてます。
結婚に際し色々揉めて適応障害になりましたが、なんとか生きてます。
2021年夏に出産しました。

2018.8.26 19時からの回観劇
サンシャイン劇場

情報解禁から、ずーーーーっと楽しみにしてましたが、
やっと観られました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

相変わらずの鬱展開°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
繭期のヴァンプのごとく、あはははははあははははって笑い出しそうになりました。(怖い。)
TRUMPシリーズは、とことん全員を不幸にしてきますねー( ノД`)つらみ

ハロプロ好きで、LILIUM上演(2014)のDVDを2015年に購入したのが、私の繭期の始まりでした。

その後、ハロオタの従姉妹を巻き込み、、
(そしたら、気付いたら従姉妹の方が繭期こじらせてた。オタクの方の追求力には頭上がりません。)
既習→TRUMP(Dステ TRUEバージョン、REBIRTHバージョン)を動画で、グランギニョルを劇場で観劇、スペクターをネットでネタバレ確認(よく分からなかった。)、二輪咲をDVDで鑑賞

軽い感じで流し見してるので、繭期を拗らせているわけではありませんが、吸血鬼物、ダークファンタジーが好きなので追いかけてます(^Д^)




以下ネタバレ含む









思いっきりLILIUMじゃん!
て思いました。
使われてる曲はLILIUMの曲をアレンジしていたり、同じような曲調だったり。
ガーベラの主治医の先生()が歌う歌に、LILIUMに出てくる少女達の名前(花の名前)がつらつら出てきたり。
LILIUMに出てくるキャラクターが何人も登場したり。

TRUMPシリーズにLILIUMから入った者としましては、ちょびっと嬉しかったです。゚(゚⊃Д⊂゚)゚。
(なんならハロプロメンバー出してほしかったです。゚(゚⊃Д⊂゚)゚。)

展開は、TRUMPシリーズらしく、終盤で一気にうわあああああってなります。(わかりにくくてごめんなさい。)
でも、今までのお話のような、「途方もない絶望」や「じわじわくる絶望感」ていうのは正直あんまりなかったです。絶望を目にしすぎて、鈍ってしまったのかもしれませんが。

時系列的には、
グランギニョル・スペクター→TRUMP→マリーゴールド(NEW!)→LILIUM、なんですねえ。
私の主観としましては、マリーゴールドはLILIUMの前日譚といった印象でしたので、
少なくともLILIUMを観てから行った方が楽しめると思います。
観ないで、マリーゴールド→LILIUM→TRUMPの順に観てもいいかもです。

あと、二輪咲も抑えておくと、
マリーゴールドとLILIUMでシルベチカがソフィのイニシアチブに対抗できたのは、シルベチカが二重人格だったから?という予備知識があるので、?が1個減るかも知れません。

TRUMPシリーズの主人公とも言える(少なくともわたしはそう思っています。)ソフィ・アンダーソンは、TRUMP・LILIUM・マリーゴールドでそれぞれ演者さんは違って、時系列や立ち位置も違うのですが、
この3つとも、ちゃんと全員1つの軸に沿ってキャラクターを表現していることに、地味に感動しました。

違う人が演じてるのに、演者さんの向こう側に、確立したソフィ・アンダーソンという1人のキャラクターが見えるんです。
(高杉真宙×早乙女友貴版をまだ観ていないので、機会があれば観たいなあ。お金貯まったらDVD買お。。)

気になったのが、
観客の反応が大きいシーンがところどころありまして。
途中、何回かすすり泣きがめちゃ聞こえてきたのですが、
ソフィの孤独、悲しみ、苦しみの深さを目の当たりしたから?
ガーベラの末路を知ってるから?
母娘の閉鎖的な関係がかわいそうで?
(この感情が乏しい私めにどこのポイントでどうして泣いたのか教えてほしい。)
→その後改めてYouTubeでLILIUMのマリーゴールドの「もう泣かないと決めた」を見て、みぞおちを殴られたかのような苦しさを感じました。゚(゚⊃Д⊂゚)゚。こりゃ感受性豊かな人はむせび泣くわ。

あと、ソフィがウルという名前の少年を伴って登場するわけですが、
終盤で、ウルはキャメリアだったことが判明。
その時も、息を呑む音がめちゃ聞こえました。
いやあー皆さん本当に感受性豊かだなあと。
わたしも、ちょっとびっくりしましたけど。
ソフィ、どんだけ拗らせてるんだよー。゚(゚⊃Д⊂゚)゚。
イニシアチブで、かつての親友のフリをさせるなんて、どんだけだよー。゚(゚⊃Д⊂゚)゚。
ソフィの孤独がひしひしと感じられました。
LILIUMのサナトリウムで少女たちに飲ませている薬の名前もウルだし、
ウル愛強すぎ。゚(゚⊃Д⊂゚)゚。

まあ、気楽に観てる私からしましては、
LILIUMキャラ来たー(^Д^)ていう喜びが大きかったです。←お気楽勢

◆感想まとめ◆
・ガーベラかわいそう。
生まれてきたことに何の罪もないのに、お母さんの愛しか知らない。→LILIUMでリリーが手を差し伸べてくれて一瞬希望を見つけるけど最終的に振り払われて絶望し、ソフィのイニシアチブによって燃えて死ぬ。ソフィ、あんまりだああああ。
・ガーベラのお母さんかわいそう。
愛した人がヴァンプだっただけ。最期は娘に殺される。(というか殺してもらった。)ヴァンプさん、本当に愛してたなら子供を作んなよ。関係持つ前に言わないとダメでしょ。
・ソフィ繭期拗らせてる。
3000年近く孤独の中を生きていて、他人の気持ちがわからなくなってきてる。ガーベラはソフィに付いていかないって言ってるのに、自分に似てるからって無理やり連れて行こうとする。「ガーベラには親離れしてもらわないとね(*^_^*)にこっ」(ガーベラのお母さんをイニシアチブで操って、「愛してない。あなたを産んだのは間違いだった」と言わせてガーベラを殺させようとする。辛い。)
・ガーベラのお母さんの妹かわいそう。
たぶん今回の話の中で1番かわいそう。
・ヤン・フラ?お前が全ての元凶だ!!
・出版社の歌楽しかった。
・町が大変なことになってるのに、人間の警察とかは登場しないんだね?
・出演してる人全員声が良い。
・全編に渡って歌がすんばらしい。あとから宝塚元トップの方が出演していたと知りました。勉強不足でごめんなさい。ジャンピング土下座します。

今回も安定の鬱展開で、楽しめました(*^_^*)

あと、めいめいの成長ぶりにも感動しました(*^_^*)

従姉妹と、めいめいのエポニーヌ(レミゼ)見たいねーて言いながら帰ったのでした。

シリーズの次回作も楽しみにしてます。

おわり