「世界の果てまでイッテQ」登山隊のメンバーとして、キリマンジェロ・

モンブランを制覇した、イモト アヤコがアコンカグア(標高6890m)登頂に

挑戦した。アコンカグアは「自然を見方につけないと成功しない」と言われる。

それ程厳しい山だ。身体チェックに合格したら、一人59000円で、20日間の

入山許可が下りる。高度順応が一番重要なので、5000m以上でのキャンプで

寝泊りをして身体を慣らしていく。

ラッセルが最も大変で、一番強い部隊がラッセルを引き受け

雪を踏みつけ、道を作りリードして行く。7時間30分、腰までの雪の中道を

作って来た。イモトは胃がキリキリ痛み、食事もままならない中

僅かに残る気力のみで、頭が真っ白になりながら「歩けば着くから一歩づつ

行こう」と、残すはあと200mの地点まで辿りついた。あともう少し・・という所で

天気が崩れ「ビエント・ブランコ」呼ばれる「白い嵐」に巻きこまれそうになる。

あと200m進めたとしても、ビエント・ブランコの-40度の吹雪にやられたら

一瞬に吹き飛ばされて命はない・・泣く泣く下山するイモト他登山隊を見ていたら

私まで、悔しくて堪らなかったです。もう少し自然が見方してくれたら・・と。

しかし、イモト アヤコの努力と根性は素晴らしいのもがあり感動しました。

次回は是非成功して貰いたいと願っています。